春雨の ふるは 涙か さくら花……… | 山と料理と猫、そしてクラカメな日々の備忘録

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春雨の ふるは 涙か さくら花
ちるを をしまぬ 人しなければ

 

 

作者:大伴くろぬし、出典:古今和歌集

 

【現代語訳】

春雨がしとしとと降っているのは人の泣く涙だろうか。

桜の花が散るのを惜しまない人はいないのであるから。

 

 

●カメラ:Voigtländer BESSA66

●付属レンズ:Vasker 75mm/f4.5

●フィルム:Lomo iso100

 

 

朝の静かな時間。

自宅から眺めた桜。

 

 

 

雨曇りの空。鈍色の春空。

 

 

散りゆく桜。

 

 

令和最初の桜はなぜこうも切ないのだろう。

 

 

禍々しい新型コロナウイルスが、一日でも早く終息へと至らんことを願うばかりです。

 

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ショパン「ピアノ協奏曲第2番」。

 

サムソン・フランソワのピアノ演奏にて。

 

今日も一日、お気持ちさわやかに…。