T-Tさんの呉式太極拳の教室で、新しい生徒さんが套路について、脚はこう、腕はこうと、一生懸命メモっている姿を見て、昔の自分を見ているようで懐かしくなりました。
２月７日に始めた套路の教えが、その年の９月１９日に、８５式全套路が一巡しました。その当時のノートを開いて見ると、私も彼女と同様に細かく足の位置とか、手の位置とかをメモっていました。
２１年後の私が見てみると、当時はとても貴重だと思っていたことが、かなり陳腐な内容になっていたり、間違って理解していることがあったりで、現在の私には合わないことが判明。まるで少し古い地図を広げて見ているようで、ガックリ！！
よく考えてみると、武術のレベルアップを目指すものとして、現状で留まることは許されないのは歴然としています。と、言うことは、常に動いて行かないとダメだということで、本質的な部分は別にして、枝葉の部分はメモった時点で古地図になってしまって、当然だということを悟りました。
２１年、少しは成長出来たってことかな。それでも天才ではない私としては、これからも色々メモっていきます。