最近の動向
①心血管疾患の一次予防に対しては、血栓予防効果と出血リスクが相殺するため、アスピリンは推奨されなくなった。
②冠動脈ステントは金属・薬剤・ポリマーの開発・進歩により術後の抗血小板薬2剤併用(DAPT)の期間が短縮されつつある。
血栓リスク、出血リスクを考慮し血栓リスクが高ければ3~12ヶ月、リスクが低ければ1~3ヶ月で抗血小板薬を1剤にしてよい。抗凝固薬を併用する場合には慢性期に抗凝固薬単独とする。
③DAPTと抗凝固薬の3剤併用は、出血リスク増加のために必要最小限の期間に限定する。DAPTも必要な期間を過ぎれば抗血小板薬を1剤に減じることも検討する。
