【コチ、あまりに突然の別れ】半年の余命宣告。なのに2日後に突然の別れでした | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

 

一昨日、

先端医療センターで精密検査

コチは病に侵されていました




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今年2月 保健所から保護したコチ

 

 

 

 

 

コチ

 

 

今日は最後の夜

いつも私を目で追っていたコチ

小山っ子みたいに控えめだったコチ

 

 

大好きだったコチ

 

 

コチは明日、

御殿場市の斎場で骨になります

 

 



コチに起きたこと

 

 

 

ユキミさんからのSOS

呼吸が、1か月前とは

比べ物にならないくらい速い

 

 

ひばりの退院が午前~お昼

 

 

その後少しだけ帰宅できて

すぐにコチのお迎えに向かったのです

 

 

中に入っていったコチ

待合室で待っていると

腫瘍があると言われ

 

 

また30分以上待ったのかな?

呼ばれました

 

 

 

 

 

 

 

右上の方、丸い球状の下の部分みたいのが見えますか?

大きくなった腫瘍だそうです

 

 

そして肺炎を起こしている

 

 

血液検査結果から 

貧血がある

重度の甲状腺機能低下症

 

 

『これは』

先生は言葉に詰まった

 

 

 

 

 

 

背骨に重なるようにして丸い球が見えます

 

 

 

 

 

 


 

この画像は、何の説明を聞いた時か忘れました

 

 

 

 

 

 

こんなに大きな腫瘍がある

かなり肺を圧迫していて

肺炎が進行している

 

 

 

「コチは歳なのもあり、あまり積極的に大きな治療は考えられません。 

とにかく痛みを取ってあげて呼吸を楽にしたい。 

それだけやってあげたいんです。」 と私

 

 

『いやぁ、これは治療は不可能と言っていいと思います。 

手術はろっ骨を切って取り出してから腫瘍の摘出。 

できたとしてもその後の処置が危険すぎる。 

もうこの状態ですからね』

 

 

『手術だけで80~90万円です。 その後もかかる。 この子のそばにいてやることが重要だと思いますよ。』

と先生は続けた

 

 

 

 

 

 

そして、 とにかく

呼吸を楽にするために肺炎の治療

甲状腺機能低下症を改善する治療

 

 

をやっていきましょうとなった

 

 

「先生、さきほどから腫瘍とおっしゃっていますが、良性悪性、もうわかっているのですか? 

肺炎が改善されれば腫瘍の心配はなくなりますか? 

もしくは 悪性で、どんどん大きくなったり転移したりということですか?」

 

 

質問をすると、こんな画像を見せてくれた

 

 

 

 

 

『これが、コチちゃんの腫瘍細胞です』

 

 

「良性なんですか? 悪性です?」

 

 

『悪性です これは良性とは言えないです』

 

 

 

 

 

もう頭がグルグルしてしまった

 

 

悪性腫瘍は治せない

それは、悔しくても納得できたんです

 

 

肺炎

甲状腺機能低下症

そして貧血

 

 

幸い、貧血は輸血するほどでもないということでした

 

 

先生は続けました

 

 

『僕は、アメリカで勉強をしていた時に、日本との大きなギャップを経験しました。 アメリカ人は、治療をする決断も早いけれど安楽死の決断もまた早い。 重篤な病が見つかるとまだ元気なうちに『バイバイ、また会おうね』 と言って安楽死をする文化がある。 最初は安楽死なんて絶対にダメだと思っていたのだけど、 向こうでは 抱っこして眠らせて、腕の中で眠っている間に注射を打つんですよ。 僕はそこから安楽死への考え方が変わったんです。 日本では、苦しませて苦しみ抜いても最後まで生かす ということが当たり前だけれど、 多くの飼い主さんが 生きながらせて苦しませて、亡くなってから早く楽にさせたかったと僕に泣きついてきた人を、本当に多く見てきました。

そういう選択もあります、とお伝えしたかったのです』

 

 

とても驚きました

私が、安楽死は愛情の死。 『腕の中で天国へ送ってあげる愛もある』 と言っていたのが、この先生はご自分の経験から私と同じ考えになったのだと感じました。

 

 

「コチは、何もしなければ余命はどのくらいでしょうか?」

 

 

『余命を伝えると、飼い主は何もしないでその日を待つ。 そして後から、あれをやってやればよかった、これもやってやりたかったと 何人も泣きついてきたんです。 だから僕は余命を言いたくないのです』 と先生

 

 

「余命なんて、ただの通過点にすぎません。 ただボーっと何もせず余命を待っているわけじゃない。 私には余命はゴールじゃない。 単なる基準として一般論で聞いています」

 

 

3カ月とか半年 という言葉でしたが、よく覚えていません

 

 

また、待合室で待っていると

小山っ子 杜(もり)ちゃんが この日に亡くなったと里親さんからメールがありました。 まだ保護活動もコツがわからないころで、9年前くらいになると思います。 とても穏やかで素敵な子になった杜ちゃん。 帰りに里親さんのマンションから 抱っこされて私を見下ろしていました。

 

 

その後、 私の車がマンションの敷地から出る時に、杜ちゃんが大粒の涙を一滴流した と里親さんから聞き、自宅でも大泣きしてしまったことを思い出していました。

 

 

コチは、もう命の終わりが迫っていた、そして杜ちゃんは亡くなった。 待合室で 恥ずかしげもなく声をあげて涙してしまいました。

 

 

 

 

我が家に帰宅してから

 

 

 

 

 

 

遠くに見えるのがコチです

 

 

木の下で、長い長いオシッコをしました

 

 

 

 

用足しが済んだら

 

 

 

少しだけ歩いて

 

 

 

 

ちゃんと 自分の足で戻ってきて

 

 

 

 

おうちへ入りました

コチは すっかり室内犬になったのです

 

 

 

夜は何度か、犬スペースで

足が弱って倒れてしまったように

見えたりもしました

 

 

コチは、おいしいごはんをパクパク食べてくれて

休みました

相変わらず呼吸は早く

気にしていました

 

 

 

日付は変わり 午前3時

外へ出たい とフラフラ起きて

窓にあたって合図をしてきたので

 

 

外へ出しましたら

 

 

トイレが終わった後で

倒れこんでしまい

自力で起き上がれなくなりました

 

 

午前3時 まだ暗い

コチを抱っこして室内に

入れようとすると、

 

 

まだ自分で立てるんだとばかり

私の手をすり抜け

 

 

やっと、やっと立っています

ちょっと手助けして室内に入れました

 

 

未明4時まで呼吸がはやく

私は眠れなくて コチを気にしていました

 

 

朝8時50分ごろでしょうか

コチは起きてきて、ガチャンガチャンと

外へ出たい合図をしてくれたので

 

 

窓をあけると

ヨレヨレと 外に出て 

窓から1Mのところで突っ伏してしまいました

 

 

 

 

 

「コチ!」

慌てて抱き上げたら

オシッコを漏らしていました

 

 

こんなことは一度もなく、室内でもトイレしたことのないコチが お漏らし・・・

倒れた衝撃で漏れてしまったのだろう、と思いながら

 

 

昨日コチがオシッコをした木陰に

連れていきましたら

 

 

横になってしまいました

呼吸は荒く早く ハァハァハァ

 

 

「待っててね、トイレ行ってくるね」

 

 

 

 

 

 

ほんの2,3分と思います。
コチの元へ戻るため窓辺でサンダルを履いたら

コチの呼吸がゆっくりになっているのが見えました

 

 

コチが、あまり動いていない

 

 

「コチ!」

駆け寄った時には、 舌がダランと出て

目を半分開けた状態でした

 

 

手を胸に「コチ! コチ!」

亡くなる最後の呼吸になり、

一回だけ 小さく呼吸をして

止まってしまいました

 

 

「コチ! コチ!」


体を持ち上げたら

首はダランとなり

 

 

鼻血が一気に大量に鼻から垂れて来て

それがコチの最期でした

 

 

苦しむ子、亡くなった子の写真を撮るのは、私には苦しすぎて本当に嫌です

でもGO!保護犬GOだから、この子達の命を記録するものとして、撮りました

 

 

 

 

 

 

こんな別れ方って、ないよ 

 

 

コチとまた一緒に過ごしながら

肺炎が良くなったら

リビングフリーで過ごそうと考えていて

 

 

介護だって 抱っこを2回しただけです
それだけしか やらせてくれず

旅立ってしまいました

 

 

大きなコチを、急いで毛布でくるんで

犬スペースまで運びました

 

 

日影が好きだったコチ

白くてきれいなコチに

とにかく今は 日光を当てたくなくて

一人で運ぶのに必死でした

 

 

 

 

鼻や口から 大量に出血

ずっと止まりません

 

 

 

 

 

犬スペースでは私も力尽きて

コチの隣に座り込み

なんとなく コチを撫でていました

 

 

なんかもう

それしかできなくて

 

 

もうコチは ただの肉体だけになってしまって

この肉体に入っていた魂は もうこのコチには入っていないのです

 

 

それでも

以前、コチブラッシング大作戦の時と同じように

ただひたすら コチに話しかけていました

 

 

悲しいもので

いつまでも浸っているわけにもいかず

 

 

 

他にやることがあるのは

良い事なのかもしれませんが・・・

 

 

すると

次は桃SOSの連絡が入るのでした

 

 

 

コチ写真集

 

 














 

小山っ子と過ごしているような

穏やかで優しい感覚は

 

 

コチしか持っていない

不思議な魅力でした

 

 

寂しい思いをさせてしまった

コチはずっと見ていてくれたのに

まだまだ生きてくれると

思っていたら

 

 

こんなに急に

別れが来てしまいました

 

 

まだまだ足りなかった

コチとの時間

 

 

 

でも絶対に忘れません

コチと過ごした日の楽しさを

 

 

コチ、ありがとうとか言いません

また会えるから

 

 

そして、また一緒に暮らそう

 

 

バイバイ、コチ

またね


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