幻ひびき 亡くなってもなお愛してほしかった子 | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます



昨日 朝(未明)のことです


記事にしようかどうしようかと思いましたが
日記の意味もあると思い


一日経ってですが
書くことにしました


空が 明るくなりかけた頃だと思います
今、リビングで寝ているので
(だらしなくてすみません)


窓に平行に
足の方に犬スペース


窓辺に クロスケと ひびきのお骨を置いています 横向きになると 正面になります


未明、お骨のすぐ横に
リビングから外に出られる窓があり
ひびきとクロスケは そこから外に出たり
室内に入ってきていました



よくクロスケはそこから外を見ていて


ひびきは なぜか
私を相棒と認めてくれた頃から
クロスケと同じように
その窓辺で休むときもありました


昨日、寝ていて
ふと目を開けると


その窓の出入りしていたところに
ひびきがいました


何となく こちらを向いているけど
私は寝ているので
ひびきは 私の方を見ておらず


そこに そっといました


私は
ひびきが 亡くなった とか 生きているとか
何もわからなかったけど


ちょうどうつ伏せになっていたので
頭を上げたら ひびきの体が見えたのです


すぐに上半身をあげて左腕で
体を支え



右腕を伸ばしました
「ひびき!」


ダンっ!


私は右の顔面(ほっぺ)を床にぶつけました
それと同時に
右腕のひじあたりが一瞬の摩擦熱でものすごく熱くなりました



半分 寝ていました



そして顔面と 腕からひじへの痛みで
ひびきの 幻を見ていただけで


伸ばしたと思っていた腕を
実際は伸ばしていなくて


上半身だけ斜め右側に身を乗り出して
顔が床に叩きつけられたことに気づきました


少し
泣きました


ひびきのことは
今のバタバタで


良い意味で 少しずつ忘れてきている
と感じていたのです



でも本当は
ここにいたら 手を伸ばして
また 一緒にいたいんだと


気づきました


よく考えたら
今、お盆ですが


ひびきは ずっとここにいるのです


なぜなら
私が一人になったときに泣いているのを知ってか
いつも2階にあがっていた
猫の いち が、
ひびきが気に入っていた ヒョウ柄のクッションに たたずむようになったからです



「ひびきに会ったんだね、なんて言ってた?」
聞いても


ニャー


しか言ってくれないので何もわからずです(笑)



ひびきは
忘れてほしくなかったのでしょう


ひじは 擦れて今でも少し痛いです


もっともっと!
の子だったのですが


見えても見えなくても
ひびきは ひびき だったのですね



もっと話しかけて
ずっと大切だって 
伝えないと、と思いました


お盆は特別じゃない
いつも特別です


さあ、病院へいかなくちゃ



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