さよなら、ベガ…(昨夜書いた日記) | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

 

ベガちゃん、 今朝は7時半にTOKIEさんのお迎えが来るので

朝ご飯を食べさせませんでした

 

7時ごろまでチギチギでぐっすり眠っていて

無理に起こして 犬スペースに出したところ

 

トイレにも ハウスで使い終わったチギチギが敷き詰めてあったこともあり

気持ちよさそうに寝てしまいました

 

 

画像に撮ることも しませんでした

 

 

大切な 大切な きなこのお洋服を着た

 

尊い 尊い ベガ

 

本来なら11キロほどはあるのに

6.5キロしかない ガリガリの体には

 

 

きなこの お洋服の赤が

とてもきれいに見えて

 

とにかく 自分の目に

ベガの 気持ちよさそうな寝顔を

 

目に 心に 

焼き付けておこう

 

と思ったのです

 

 

柵に手をかけて

リビング側で しゃがんで

すぐ柵越しの 

横になった ベガを

ただただ

 

眺めていました

 

 

 

『朝になったら ベガが亡くなっていた』 

そう言ってしまおうか

 

『もう 虫の息だから このまま我が家で見送ります』

と言い切ってしまおうか

 

 

どんな 嘘を つけばよいのか

そんなことばかり考えていました

 

 

この保健所職員さんで

絶対的に信頼を寄せている

Kさんと Aさん

 

 

このお二人には とにかく

直接話しておかなければ・・・

 

 

保健所に 渡して

『はい、知らん顔』 は私にはできない

 

 

ベガは

キレイにした ハウスに

チギチギと ホッカイロをたくさん入れて 

お洋服やハーネスをつけたまま

 

ハウスには テープを貼って

治療状況、皮膚病について 注意事項を書き

 

 

『ハウスごと 飼い主に渡してください

このまま 室内でハウスとして使用してください

 

この子が亡くなったら

きれいさっぱり 全部 返却してください』

 

 

メッセージと共に

 

ベガは TOKIEさんの車に乗って

我が家を出て行きました

 

 

タダでは 終わりません

 

 

勤務先でも

ちょっとした休憩中に 職員さんとやりとり

 

 

信頼する職員Aさんに

N班長とのやり取りと、 約束事を伝えました

 

 

Aさんは

保健所の職員さんながら

飼育放棄をしに来た 飼い主たちに

本気になって大声をあげ放棄するなとおっしゃる方です

 

 

小山町多頭現場の野犬たちの保護に

かかわってくださっていた職員さんなので

私と意見のぶつかり合いが何度もあった中でも

 

 

絶対的な信頼関係があるのです

 

TOKIEさんが 

ベガを引き渡してくださった時に

Aさん、Kさんが

この飼い主の元へ行き

 

 

飼育環境を

こちらの希望どおり

改めさせる と約束してくれました

 

 

保健所は

私たちボランティアの敵ではありません

 

 

どうしても行政だから

見解や手順、やるべきことが違ってくるので

ぶつかることもありますが

 

相手もやはり 人なんです

 

 

 

夕方、携帯に TOKIEさんからのメッセージがあり

やはりKさん、Aさんが

きちっとやり遂げるので 安心してほしいとのことでした

 

そして

 

更衣室(でこっそりスマホを見ていたので)

思わず涙が出てしまいました

 

 

旧 富士川町

名前も 住所も知らない 飼い主の方へ

 

この子を 絶対に 幸せに見送ってください

そうでなければ

黙っていられません・・・

恐らく

 

 

ベガ

 

 

きっと もう 長くはない 命

 

 

最期には

幸せだった と思える時を

迎えてください

 

 

いつまでも いつまでも

心から消えない子

 

 

本当に これで良かったのかと

きっとずっと 思い続けるでしょう

 

 

 

日曜日、自分から 前を歩けた時

ゆっくりだったけど ベガの意思を感じました

 

恥も何も考えず

「すごいじゃん、ベガ!! やった~!」

声をあげるほど 嬉しい瞬間でした

 

 

ずっと この瞬間が続いて

きっと元気よく 窓から外へ飛び出していけるような

回復をみせてくれるはず

 

 

だから 

この子のために 頑張ろう

 

 

と思っていたけれど

班長Nさんの 対応一つで

 

 

その 描いていた未来は

消えてしまいました

 

 

ベガには

改善された環境、室内飼育

皮膚病の継続した治療

 

が約束されたのだから

本人には幸せのはず

 

 

静岡県、動物保護協会 

マニュアルの整備をしてください

 

 

収容期間を過ぎ、すでにボランティアに譲渡した犬猫に対し飼い主が名乗り出たとしても、返却が不適切と判断した場合、収容期間が過ぎた時点で飼い主は所有権を放棄したとみなし、またボランティアが犬を飼い主に返還する必要はない。 しかしお互いに合意ある場合はこの限りではない。

 

みたいな文言を、 譲渡犬マニュアルに組み込んでください

 

 

保健所の班長さんは

厳しくも 命に愛情を持ち 

きちんとした判断力を備えた方がなるべきですね

 

 

 

こんな思いは

二度としたくない

 

 

ベガ

どうか どうか

幸せに

 

どうか

 

 

どうか

 

 

 

 


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