保護の全記録
かわいい犬しか興味のない方には、面白くない記事かもしれません
が、私ＧＯ！保護犬ＧＯには
どんな子も、おんなじ命
おんなじ重さ なのです
以前の記事ではダイジェストだった
花太郎社長 保護時の記録です
保健所にて
推定１５歳
すぐに看取り
そんな推測の犬でした
「少し歩かせます」
と保健所の敷地を一緒に
持参したハウスにササッと入れると
なぜか職員さんが驚いていました
臭いのでお風呂へ
お湯をかけたらグルグル逃げ回り
なんとか恐る恐る数回洗い
タオルでふきふき
床の黒いのは、砂のように落ちた皮膚です
皮膚病の子の特徴でもあります
我が家はお風呂が２階にあります
ハウスごと運び上げます
チギチギが臭くなっていてたまらず取り除き
ついでにハウスを洗いました
清潔にしなければなりません
そして病院へ
重かったはずだわ
11キロもあったのだから
(笑)
治すからね、大丈夫だからね
実は自分に言い聞かせ
普通の方から見たら
近寄りたくない汚い犬でしょう
今はね、今は
それでもいいと思います
いつまでも
そんな事を言わせないよ
それが私にできることだから
お耳
ほぼ聞こえない
血液検査
このとき、頭を手のひらで押さえようとした看護士さん
花太郎は暴れたので手が離れてしまいました
先生は注射針を持っています
思わず
『しっかり首を固定して！頭じゃダメだよ』
と私
大切なわが子に何かあったら
どうするんだ！
と思えば真剣にもなってしまいます
その後はしっかり支えてもらい
採血へ
怒ってる…
なかなか血が採れず
けれど無事終了
皮膚の検査
皮膚ははげ、真っ黒に色素沈着
首は毛がほとんどないです
体温計で もがく
なんだか体力を消耗した（私が）初診でした
犬スペースを片付けるまでは車で
ご飯を食べさせました
深夜
ひびきやクロスケが少々大変で
こんな時間になった
という時間
自宅にいれる前に
水溜まりの水をなめようとしました
そうやって生きていたのだと
苦しくなりました
犬を苦しませる、
棄てる、
天が罰を与えるなら
天になりたいと思います
荒療治
すると逃げたいのか元気に歩いたり
止まったり
グルグル回ったりで
おもわず真夜中に クスクス笑いながら散歩する
変質者になっておりました
いよいよ
室内犬スタート
外で、とか土間なんかで飼えません
ただ かわいそうに思えるからです
それ以外にありません
ハウスごとまた車から運んできたら
私を待ちくたびれて
ひびきがトイレで寝ていました
リビングフリーは
私が室内にいるときだけなのです
消毒したハウスに シーツとチギチギ
この上ないふかふかに仕上げます
お水お飲み
痴呆
と思いました
壁に沿って歩き旋回してます
急に触ると口で
止めろ！とアピール
そっと 顎へ
あんたは花太郎社長
絶対に、うちで死ぬなよ
ちゃんとおうちへ旅立ってから 天国へ行くんだよ
弱々しい
おじいちゃん
あちこちハゲハゲ
貧相
という言葉しか浮かびませんでした
申し訳ないけど
かわいい
なんて
全く感じなかった
ただ、ただ
なんだか 可愛そうだなあ
哀れな生活していたんだなあ
うちでは
うーんと 上手いもん食えよ
やれることは
全部やってやるから
そんなふうに思っても
右後ろから通りすぎては
左側へ戻ってきて
背中側をまわり
また右から歩いて行くだけ
あーあ
が本音です
けれど、自分で保健所に連絡して
保護を決め
自分で世話をする覚悟
狭いハウスに入ったこともなく
抵抗していた花太郎
早くイベントで、この子のかわいさを見てほしい
昨夜からは、あまり見えていない目で私をさがし寄ってきて
目の前をウロウロ
背中を撫でると ふっと止まり
体を預けてきます
すぐいってしまうけど
またＵターンして
撫でてほしい と無言のアピール
かわいい かわいい
はなちゃんに
幸せ繋げるように
頑張らなくちゃ
さすらいの 花太郎こと
はなちゃん
応援よろしくお願いいたします！
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