今日に限って定時で仕事が終わりませんでした
家族に連絡をし、自宅に残した犬たちの
うんちまみれも覚悟して、家族に電話しました
会社から直接病院へ向かう
ビーグルの状態が悪すぎる
犬が逃げてしまった方、
失踪してしまった方、
あなたの犬は、
誰か優しい人に飼われてなんかいない
人からはぐれた犬がどうなるのか、
オリオンと同じになるのです
病院に着きました
おぼつかない足取り
皮膚は腐っているようです
本当に腐っているかはわかりませんがそう見えました
顔面ボコボコ
毛がない
皮膚が垂れ下がっている
私は、うつらない病気と確信していたので
普通に触っています
「オリオン、すごくかわいいよ」
なんて言いながら
時々よろけます
おでこは穴が開いています
重度のニキビダニ症
注射で治療を、と望みましたが
フィラリア強陽性でした
積極的な治療はできないそうです
『フィラリアの子に、ニキビダニの治療をしたら間違いなく死にますよ』
先生の言葉でした
ジョイ君も ひどかったんだよ
あんなにきれいになったじゃない
自分に言い聞かせていました
ほぼ毛がない体
適正は１４キロくらいです
しっぽ
ねずみのしっぽみたい
生きていられるのがやっと
よく生きていたね
よく御殿場まで来たね
このあと、自宅に連れ帰ってきました
21時過ぎになってしまいましたが、トイレをさせようと２０メートルほど歩いたら ３回もバタンと倒れてしまいました
それと別に、なんどか顔面から折れるように倒れ込んでしまいました
なんとか車まで歩き、ハウスにいれてから
ご飯に缶詰とお水を手に食器を持って 食べさせました
死んでしまうかもしれない
そう思いました
けれど後悔してません
死んでしまっても、殺処分場での殺処分、そして死体として重油でゴミとして焼却炉で焼かれ、産業廃棄物として埋め立て地へ捨てられる
そんなことになるのなら
私は看取ります
会社員だから、普段自宅にいないけれど
もしも帰宅して オリオンが息絶えていたら
私は声をあげて泣くことでしょう
どうして、どうして！
戻ってきてくれ！
と叫ぶでしょう
それでも、ごみになるよりは
記憶の中で、うちの子としてずっと生きていきます
予定では、ご飯を食べさせてから お風呂で洗うつもりでした
しかしと津瀬湯倒れてしまったことを考えると、夜のシャンプーは危険と判断しました
皮膚病なので悪臭がすごいです
体から砂が落ちるように皮膚が飛び散ってます
シャンプーは明日にしました
生きていたら…ですけれど
ともちゃん、ダンボ、ダンボ２、きなこ、ユキ、うみ２君、ヤマト、ひめちゃん
他にもたくさんたくさん
みんな、この子を助けて
どうしたら、オリオンが元気になれるのか教えて！
ご飯を食べさせてから
バカみたいに涙が溢れてきました
看取ろう
と決心したからです
皮膚もフィラリアも
この状態のままでは
積極的な治療ができないとわかりました
１００%が
私のケアにかかっているのです
今後も、犬優先にいたします
人は無理をしても死にません
犬は、人が無理をしない限り死にます
22日はイベント実施します
オリオンも連れていくつもりです
かわいそう、などと言う方は、
イベント中でも退場いただきます
たとえそれで死んでしまっても、
発言した人は責任を取らないばかりか
いつまでもグチグチと
コメンテーター気取るだろ
私はね
亡くなった子達の責任は全部自分が取り、ずっと亡くしたことの大きな悲しみを背負っているのです
そのなかで、多くの方に オリオンが生きた記憶を残してほしいと望んでいる
だから、つれていきます
できる限り、やります
応援よろしくお願いいたします
最期まで一緒。家族だもの。絵：ぴーパパさん
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