さようなら、ウミ  小山町多頭飼育現場の腫瘍犬ウミが死にました  県の対応が違っていたら・・・ | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし。
フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます


新聞記事

ウミちゃんの写真 もっと腫瘍は大きくなっていました


小山町多頭現場に飼い主さんのお手伝いに行っている方がいて、
HIDEさんに連絡があったようです。 

県が実施した黄体ホルモンの影響と思われますが、お腹や体のあちこちに大きな腫瘍があり、
それでも必死に生きてきた ウミちゃん。

先ほど亡くなったそうです。
以前、ある方が、県に 小山町多頭現場の犬の譲渡を名乗り出たそうです。

県は、 もう片付いた と言ったので、その方はほっとしていたそうです。
こういうことがあって、 黄体ホルモンなんかの犠牲になって、
県の犠牲になって また 一頭が死んだ。

富士・沼津の保健所に収容される期限付きの犬たちは、
ほとんどが、ある頑張っている団体さんが引き取っています。
保健所に譲渡を名乗り出ると、その団体さんを紹介されます。
だから、多くの子が助かるのに、 どうして小山の子達は もう何年もこんな形なんだよ。

期限がない 生き地獄じゃないか。

ウミ、 悔しすぎるだろ。 
一度も雨風しのいで眠ったこともないのに、
人と暮らすぬくもりも 知らないまま、死んでいく犬など 今の世界にいるのかよ。

そうして静岡県の犠牲者がまた一人・・・。

悔しくて悔しくてたまらない。 
誰も名乗り出ない。 名乗りださせない。 GO!保護犬GOしか救えない。
そして、救えなかった。


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