台風ちかずいてるらしい・・・明日は大雨と。
だしっぱなしの洗濯物をとりこみ、衣類をたたみんでいると・・。
猫の毛が・・・。猫め~~~~。
台風の被害より、猫の被害に悩まされていいる、ここ最近。
1998年冬のことである。
学生生活の最後の冬である。夏から冬にかけ、就職活動を頻繁におこなっていた俺であったが、内定0のまま冬を迎えてしまった。12月頃になると、さすがに来年4月入社の新卒を対象とした会社説明会が全くといっていいほどなくなってきており、俺自信あきらめモードになっていた。友人達が内定記念にスーツを買いに行く折り、俺は就職浪人決定と・・。しかし俺は大学受験時の浪人決定のときよりは気分が楽だった。
それは大学留年の友人が多く、その友人達に緩和されていたからである。
卒業は一緒にはできないものの、友人にはかわりない。
しかし・・友人同士傷をなめ合うだけで、実際は現状から逃げているだけで・・・。
俺は友人達とお互い来年は将来の方向性を明確にし、確実なものにしようと決意した。当時24才まだやり直しきくと・・・。
そして1999年 ノストラダムス大予言の年の春・・桜満開の日本武道館・・。
10時からはじまる卒業式、9時40分に起床し、八王子駅から九段下駅にむかった。
もちろん・・・遅刻。
遅れてきた俺を当時の彼女は卒業式が始まっているにもかかわらず、駅で待っていてくれており・・俺は謝ると同時に彼女の手を引き走った。
席は2階席であり、二人ならんで腰をかけた。
・・・・そして名残おしい大学生活が1時間後に終了した。
彼女は心配そうに・・就職決まっていない俺に気の毒で言えなかったセリフを卒業式終了後にいわれた。
「・・・これからどうするの?」
彼女は実家の方で、就職が決まっており、俺は俺で就職浪人。
「まぁ・・とりあえず、引越して、バイトしながら就職活動する予定。」
「じゃあ・・引越し先決まったら、教えて・・。」
「・・うん。」
彼女は・・涙ながらに
「・・また遠くなるけど1週間に1回遊びにいっていいかなぁ・・。」と。
俺は迷わず返答
「もちろん・・今までと、なんもかわらないって・・。」
ようやく学生という甘い形容詞がなくなり、代わりにプータロウという形容詞がついた。
上を見上げると桜満開だった・・・。
猫め~~~~。
昨晩家に帰宅深夜0時3分。
俺の部屋のドアの前で、猫どもがミーティングをしていた。
席を囲んでいた猫どもは6匹・・。
多分、猫どもは俺の部屋に一斉攻撃の計画をたてているに違いない。
部屋に行く階段途中で俺は様子をうかがっていた。
やつらは俺が近くにいるにもかかわらず、逃げようとはしない・・
・・なめられている。・・くそ~~~~。
しかも俺は人間様だぞ・・といわんばかりに大きな足跡でちかずいた。
逃げん・・・。
猫どもは俺のほうを見、「猫なめんなよ・・。」という目で俺に睨みをきかせ、堂々と背筋をのばし、くつろいでいる・・6匹とも・・。
しかも俺の部屋のドアの前・・。
隣の部屋のドアには一匹もいないのに・・なんで俺の部屋だけ、
しかも俺は一人、やつらは6匹、頭数は負けている。
さすがの俺も6匹、八方から攻撃されると勝てん。
そういえば、昨昨日のこと、洗濯物を干してるとき、やつらのスパイがベランダにはいってきたのを見た。あれは偵察だったのかも・・・。
俺は「お前らのボスをだせ・・」と。
猫どものボスがしゃしゃりでてきた。『俺が猫内閣の猫総理じゃにゃ~~後ろにいるのが各大臣だにゃ~~。お前帰ってくるんじゃないにゃ~~。』と猫の目がそう語っている。
くそ~~俺は猫内閣になめられている。たしかに俺も平民であり年貢(税金)をおさめてはいるが・・・、猫内閣にも年貢(車の下という場所を提供している。)は納めている。それでいてこの態度か~~。貧乏な俺からまだ搾り取る気か~~~。
猫どもめ~~~~~。
猫どもに目のものいわせてやる・・と思い、猫どもの前でジャンプして勢いたてて着地した。
「ドッカン・・・。」
さすがの敵も6匹すべてしっぽをたてて、起き上がった。
威嚇成功である。
その後、敵は追跡を恐れ、八方に散らばった。
猫どもめ~~~。


