
日経平均は反落。
但し、この値段は十分・・・というより計ったようなレンジ内。
昨日ひいたトレンドをトレースするようなチャートでした。
なので驚くような下げではありませんでしたが、下限にタッチした以上、明日反発してくれなければトレンドは維持できません。
そういう意味では、今日は重要イベント、米国CPIの発表があります。

①CPI=消費者物価指数の数値が高ければ
②インフレが再燃したと受け止められ
③インフレを抑え込むためにFRBが再度利上げを行い
④銀行からの資金調達に利息のコストが寄りかかるようになる懸念から、特に多額の資金調達をしなくてはいけないグロース系の企業の逆風と捉えられ
⑤グロース、つまり半導体やAI、テック系中心に株が下がる
というロジックですが、この前哨戦のような位置づけだったのが先週金曜の雇用統計でした。
市場予想+8.8万人の予想に対して+17.2万人。
予想に対してほぼ倍の雇用という事になりました。

これで
雇用が良すぎる=お金を使う人が増えすぎる → 物価が上がる → FRBは物価を抑えるために利上げせざるを得ない
という連想から、先述したような
「グロース、つまり半導体やAI、テック系中心に株が下がる」
というような株価の流れが起こり、それが日本株へも波及して月曜の下落につながりました。
今日のCPI発表の結果次第で、やはり米国は利上げが必要と市場が判断すると、先週金曜のような株の下押し圧力が強まります。
ただ、金曜の値動きで、利上げによってどこまで下げるか?ある程度分かった節はあります。
それが63500円ですね。

金曜に市場が予想したような利上げが今後やっぱり起こるのであれば、下げるのはそこまで、と大体想像できます。
本日の値動きは、CPIを見据えてどっちにベッドしようかというスタートラインを引くような値動きだったという事です。
ただし、必ずしもまた63500円が下限か?というとそれはCPIの程度次第。
つまり、雇用統計で織り込んだのと同様の利上げ予想回数を織り込むのなら、同程度の値段になる可能性がありますが、より一層の利上げ回数が必要、と予想が変われば、さらに下げる可能性もあります。

では、雇用統計では一体何回の利上げを市場が予想したのかというと
・年1回(3.75%〜4.00%へ):12月までにほぼ100%確実に実施されると織り込み
・年2回(4.00%〜4.25%へ):CME FedWatch等で約20%〜30%の確率で織り込み開始
と、年2回までを30%の確率で織り込んだことになります。
もしこの予想が上振れるとすると、それは市場が3回以上の利上げを予想し始めるという事ですが、それにはどれほどのインパクトが必要か?

Gemini君に調べてきてもらいました
Gemini君
市場が「年3回の利上げ(計0.75%幅)」をメインシナリオとして織り込み始める(日経平均の63,500円が完全に崩壊する)には、今回の発表で総合CPI(前年比)で4.5%以上、コアCPI(前月比)で0.5%以上という驚愕の数値が出る必要があります。
今回のCPI(日本時間6月10日夜発表)に対する市場の事前予想(コンセンサス)は、すでにイラン紛争に伴うエネルギー価格高騰を背景に総合CPI(前年比)が4.2%、コアCPI(前年比)が2.9%と非常に高い水準が想定されています。
これらをベースに、年3回利上げの思惑が浮上する具体的なインフレ率のラインを整理します。

1. 3回利上げ(金利4.25〜4.50%超へ)を想定させる絶対条件
FRBに「連続的な利上げ(引き締め加速)」を確信させるには、今回の数値が市場予想を大幅に超える「異次元のブレ」を見せる必要があります。
- 前月比「+0.5%」の意味:エネルギー価格の上昇分だけでなく、家賃(シェルター)やサービス価格、運賃など、あらゆる品目に物価高が飛び火(パススルー)していることを意味します。

2. なぜこの水準だと「3回」になるのか?
現在の市場はすでに「年1回の利上げは確実、2回目も視野」という状態(金利4.00%〜4.25%)まで追い詰められています。
もし総合CPIが4.5%を突破してくると、FRBの目標である2%の「2倍以上」の乖離が定着することになります。
こうなると市場は、FRBが次回の連邦公開市場委員会(FOMC)から「毎会合連続で利上げをせざるを得ない(7月、9月、11月など)」と想定し、年内3回(計0.75%)の利上げを織り込み始めます。

3. 日経平均先物(株価)への破壊力
もし総合4.5% / コア前月比0.5%といった数値が出た場合、CME FedWatchにおける「利上げ3回(金利4.25%〜4.50%)」の確率が一気に50%近くまで急上昇します。
米長期金利が4.5%を大きく超えて暴騰し、為替の乱高下を伴いながら、日経平均先物は61,000円台への売り崩しに直面するリスクが高まります。
雇用統計で織り込んだ63,500円という価格は「1〜2回の利上げ」を想定した防衛線であるため、3回目の利上げが現実味を帯びた瞬間、この底値はあっさりと突き抜けます。

Gemini君としては、総合CPI4.5%以上、コアCPI0.5%以上なら、二番底を掘りに行く展開を予想という事です。
怖や怖やぁ
今夜のCPIを眺めるにあたって参考にしたい数字ですね。
ちなみに21:30がCPI発表です。

さて今日の日経は昨日の上げを帳消しにする-1237円でしたが、先述のようにレンジ内。
個人的には今週はちまちま色々と買いました。
伊藤忠 15株(NISA)
三菱UFJ 10株(特定)
JDI 100株(特定)
NTT 100株(NISA)
日経半導体株ETF 5株(特定)
住友林業 20株(NISA)
CPI通過でどうなるかなぁ~






