伊藤忠が安い | グデーリアンの投資ブログ

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トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

伊藤忠商事が安いです。

 

現在1850円付近です。

 

PER13.6倍程度。

配当利回り2.38%ほど。

 

過去の商社株知ってる人からしたらまだ割高ですけどね。

 

ただ、同じ総合商社をみてみると

 

三菱商事は

PER16.2倍。

配当利回りは2.56%

 

三井物産で

PER15.4倍

配当利回り2.8%

 

同じく過去の商社株知ってる人なら、伊藤忠が最もPERが高く、配当利回りは低いというのがよく見る光景でした。

それが今や伊藤忠が最も低いPERです。

 

 

 

 

確かにいまも、配当利回りは低いですけどね。

でも、過去5年の総合商社5社の平均的な配当利回りを見てみると

 

👑 住友商事(8053)

約 4.0% 〜 4.5%

5社の中で最も高い利回りを維持してきたインカムの主軸です。

 

💎 三菱商事(8058)

約 3.3% 〜 3.8%

安定して3.5%前後を推移。

足元は自社株買いも加わり総還元が強力です。

 

🛢️ 三井物産(8031)

3.2% 〜 3.6%

資源価格(原油・鉄鉱石)の連動性が高く、業績好調時の増配で利回りが跳ねます。

 

🌾 丸紅(8002)

約 3.0% 〜 3.5%

配当性向を段階的に引き上げており、平均して3%台前半をキープしています。

 

🦖 伊藤忠商事(8001)

約 2.3% 〜 2.7%

5社の中で慢性的に最も低い利回りです。

その分、自社株買いと株価上昇で報いる特徴があります。

 

こんな感じで、常に伊藤忠は配当利回りが低い(=株価が高い)状態でした。

 

 

 

 

 

これが、先ほどのように、他社が過去平均の配当利回がかなり下がるほど、株価が上昇している中、伊藤忠は過去平均の配当利回りのレンジ内にいます。

 

ちなみに株価上昇の著しい住友商事は現在配当利回り2.37%なので、なんとなんと、2.38%の伊藤忠のほうが利回りが高い状態です。

 

こんな中、今の株価で伊藤忠を買った場合、毎度の保守的な期初予想から、上振れがあれば期中の増配のアナウンスも期待できます。

特に今年は中東情勢を鑑みてのバッファを400億円見ているとのこと。

この、バッファは金融機関の与信費用みたいなものなので、もし中東情勢が回復してこの費用が杞憂に終われば、純粋に利益に加算されます。

 

 

 

 

 

では9500憶の今期予想に400億が足されて9900億になったとしたら。

そしてそこに、今期発表してる3000億の自社株買い+消却によるEPS上昇分を加算したら?


Gemini君の解説の出番↓

 

3,000億円の自社株買いによるEPS(1株当たり利益)の上昇まで加味すると、利益9,900億円(バッファ400億円全額回収)時の配当金は、1株当たり「47.0円〜48.0円」まで跳ね上がると試算できます。

自社株買いによって発行済株式数が大幅に減るため、同じ9,900億円の利益であっても、1株あたりの価値が自動的に約3.5%底上げされるためです。

 

 

 

 

 

とのこと。

株価が現在の1,850円で、年間配当が48円の場合の配当利回りは、約2.59%となります。

 

2.6%の配当は、他社と比べて決して高配当ではないですが伊藤忠の過去平均なら決して割高な水準でもありません。

 

資源分野に強い他の総合商社株と、非資源分野に強い伊藤忠の両方を持つというのは分散の意味からも合理的。

 

非資源の中には参加の伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)がいたりします。

 

サーバやルータを販売している「マルチベンダー型SIer(システムインテグレーター)」というビジネスモデル。

 

 

 

 

 

これ、今のAI、半導体需要の恩恵を受けれるような気がしますよね?

伊藤忠の株価は現在、日経やNASDAQの上げには全く反応していませんが、半導体相場の恩恵を受けれるなら気になります。

 

ここもGemini君に

📦 CTCは何を売っているのか?

同社は「企業のITインフラに関するものなら何でも揃うデパート」のような存在です。

  • サーバー・ストレージ(心臓部): デル(Dell)、HPE(ヒューレット・パッカード)、IBM、富士通などの大型サーバーやデータ蓄積装置。 
  • ルーター・ネットワーク機器(神経系): シスコシステムズ(Cisco)、ジュニパー(Juniper)などの超高性能なルーターやスイッチ。
  • クラウド・生成AI基盤: アマゾンのAWSやマイクロソフトのAzureなどのクラウド環境に加え、最近ではAI処理に不可欠なエヌビディア(NVIDIA)製の超高性能AIサーバー(GPU搭載)の導入支援を急速に伸ばしています

 

 

 

 

 

🚀 現在の半導体・AI需要を享受できる可能性

結論から言うと、すでに「猛烈な恩恵」をフルに享受しており、業績拡大の最大の原動力になっています。 

直近の決算資料 でも、同社は明確に半導体やAIブームの恩恵をうけていることを公表しています。具体的な追い風は以下の3点です。

 

1. 半導体製造業向けインフラの構築 半導体不足の解消や国産化の流れを受け、国内の半導体工場や関連メーカーが巨額の設備投資を行っています。CTCはこれらの工場向けに、製造ラインを制御・管理するための堅牢なサーバーやネットワークインフラを丸ごと納入する案件を大量に受注しています。 

 

 

 

 

 

 

 

2. 生成AIブームによる「特需」の発生 

多くの日本企業が「生成AIを社内業務に導入したい」と考えていますが、そのためには高性能なAIサーバー(半導体チップが大量に搭載されたもの)や、大量のデータを高速で処理するルーターが必要になります。CTCは、このAI用データセンターや社内AI基盤の構築支援で完全に主導権を握っています。 

 

CTC - 伊藤忠テクノソリューションズ 

3. 2026年3月期に「専業SIerトップ」へ躍り出る勢い 

これらのデジタル投資(クラウド、セキュリティ、AI)を全方位で取り込んだ結果、CTCの業績は過去最高益を更新し続けています。売上規模では、あの野村総合研究所(NRI)を抜いてシステムインテグレーター業界のトップに浮上する公算が高まっています。 

 

 

 

 

 

💡 親会社である「伊藤忠」への好影響

CTCは元々東証プライムの上場企業でしたが、伊藤忠商事がその高い成長性(キャッシュ創出力)をすべて自社に取り込むため、TOB(株式公開買付)を実施して完全子会社化しました。

 

CTCが半導体・AI需要の波に乗って稼ぎ出す利益(2025年度の純利益は605億円)は、100%そのまま親会社である伊藤忠商事の純利益(9,500億円の計画内)に直結しています。

 

伊藤忠の株価テコ入れの文脈において、この「CTCのIT・AI特需」は、資源価格に左右されない最強の推進力になっていると言えます。

 

 

 

 

 

 

 

どうです?

AI、半導体が高くて買いにくい今、全く無視されている伊藤忠。

なんか悪くないかも、って思っているのですが。

 

もしある日突然、半導体バブルがはじけて市場が暴落したとしても、伊藤忠は恐らく配当水準は維持し、暴落からの回復まで株主にインカムを提供してくれる可能性が、他の半導体系グロース銘柄よりも高いです。

 

配当を貰いながら市場の回復をじっくり待つことが出来る銘柄です。

 

悪くなさそうに思います。