
先週ですね。
こんな記事が出ました。
国土交通省は30日、住宅メーカー「ヒノキヤグループ」の子会社が新潟や長野など14県で施工した木造一戸建て住宅計93棟で、部材同士をつなぐ構造の一部が建築基準法の規定に適合していない可能性があると発表した。
国土交通省公表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001979217.pdf
ヒノキヤグループ公表
https://www.hinokiya-group.jp/contents/wp-content/uploads/2026/01/20260130.pdf
今まさに建築中の我が家。
おいおいおい、ちょっと待てよ。
営業にもすぐに連絡入れて色々確認しましたさ。

まとめるとですね。
過去に建築した一部住宅(約13000棟のうちの98棟)で柱接合用の金物の耐久不足によって、本来の耐震性が担保できていないというもの。
メーカー側では補修工事を行うという事ですが、基礎部分の話でしょ、これ。
基礎断熱を行っているのが売りの家なので、断熱引っぺがしてやり直し、しかも建築後の家の床下でやるとなるとかなり大変な作業になりそう。
まあ、こういう施工ミスっていうのは、積〇ハウス、住友〇業、ミ〇ワホーム、等の一流ハウスメーカーでもたびたび起きていて、youtueなんかでも動画上がっています。
なので、どこでも起こる可能性はあることだとは思います。
件数も、1%以下。
でもね、その1%に当たってしまった場合には一事が万事。
ん?一事が万事って使い方あってる?笑
だから、ああそうですかと見過ごせませんよね。

今回の件で良かった点は、これが外部から発覚したのではなく、社内で発覚して隠蔽せずに届け出たこと。
リコールでもなんでも、隠蔽する会社は最悪ですからね。
隠蔽が会社の体質となってしまっている場合もありますよね。
三〇自動車とか。
そして、費用削減などの理由で、故意に行ったわけではないことで、単なる設計ミス。
逆に悪かった点は、その単なる設計ミスを繰り返してしまう設計者のスキル不足。
悪気があってやってしまう場合なら、「悪気」を取り除けば次は起こりませんが、しかしながら悪気はないけどやってしまうというのは、根本的な改善策を施さないと次もまた起こりえるという事です。

会社側の発表では、業務フローの変更、外部委託、社内研修を行っているといますが、こういうのは口だけの場合がままあります。
カスタマーの信頼を取り戻すには、設計ミスを起こさないという、当たり前のことを延々とやり続ける必要がありますがこれが大変。
こればかりは企業に潜入して確認することはできませんので、企業側を信用するしかありません。
とは言え、企業の取り組みがどうだったのかという結果がわかるのは先のこと。
施主としたらそんなの待っていられない。

というわけで、この辺詳しく解説してくれているどうががありましたので、この辺をもとに会社側に問い合わせてみました。
せやまさんの動画👇
【緊急】大手でも発覚した重大ミス。93棟が建築基準法不適合の可能性。あなたの家を守る「唯一の自衛策」とは?【週刊家づくりニュース#7】
動画でもあるように、施主側で出来る唯一の自衛策は、専門家のお墨付きをもらう事。
設計者だけでなく、その設計に間違いがないのか?これを外部で判断してもらうというダブルチェックくらいしか自衛策はありません。
素人が図面見せてもらったところで何が正しいかなんてわかりませんからね。
うちの場合は長期優良住宅取得と、耐震等級3の取得をしていますが、耐震等級についての取得方法について、特に確認をしていませんでしたので、この際はっきり確認しました。
耐震等級の認定については簡易な壁量計算と、より緻密な許容応力度計算という複数の計算方法があり、許容応力度計算のほうがより耐震性能は高いようです。
そして、許容応力度計算をするとなると、構造計算事務所への委託必要になるということですから、必然的に専門家のダブルチェックが入るというロジック。
この点、会社からの回答は、壁量計算、許容応力度計算、両方をやっていて、取得時に書類が発行されます、とのこと。
自分の家の場合、既に社内での対策後の設計で有った事に加えて、構造計算事務所で目も入っていることで、同様の設計ミスというのはほぼ起こらないという事で、一応納得をしました。

まあね、結局は人がやることなので、ダブルチェック、トリプルチェックを行っても、ミスというのはどの会社でも可能性ゼロにはならないので、100%は無いのですが。
上の動画にもあるように、許容応力度計算による耐震等級3の取得はどのハウスメーカー、工務店で家を建てる場合でも行うべきだなと感じました。
ちなみに、パパまるハウスでの耐震等級3取得は50万円でした。
標準で耐震等級3のハウスメーカーもあるので、50万円の追加費用は高いですが、パパまるハウスの場合、断熱、気密については標準でそこそこ高性能です。
逆にパパまるハウス程度の断熱気密を取ろうとすると、他の同価格帯ハウスメーカーでは追加料金が発生することもあるでしょうから、その辺はトレードオフと考えられそうです。




