
日経、-1.19%の下げですが、一昨日と同じように後場下げ渋る展開で長い下髭。
やはり強いなぁという印象でした。
25日線の切り上がりに沿って下髭の下限も切りあがっています。
もしもう一度下げたとしても、25日線は一旦サポートになりそうです。
しかしそれでも、個人的にはPER18.5倍が日経平均の落ち着きどころと考えているので、49000円までは大きな材料がなかったとしても下げる可能性は意識しています。
日柄をかけて下げ、それまでに25日線が頭を下げ始めると、ちょっと弱い相場になるかもしれないですね。

で、午前中気にしていたソフトバンクグループは、やはりチャート崩れましたね。
先日割っていたボリバン中央20日線に次いで、25日線も割れました。
週明けに決算があるのでまだどうなるかわかりませんが、決算跨ぎを嫌った売りは既に一定出ているでしょうね。
好決算でも材料出尽くしで売られる場合、下がったところを押し目と思うなら、50日線が2万円ちょっと、75日線が18000円ほど。
この辺りで待ち構える感じでしょうか?
ここで下げ止まらなければ、ひと相場終った感が出てきそうです。

一方アドバンテストを見てみると、こちらの方がまだ良さそう。
窓明け前の18000円がそれまでのレジスタンスになっていたので、窓埋めしに下げるならここには25日線も切りあがってきているので、直近はそれなりのサポートラインになりそう。
AIへの投資で物色されているソフバンGに対して、アドテストはAI半導体製造装置という実需があるので、この先業績相場になるならアドテストのほうが筋がいいのかもしれません。
それでも短期的にはAI物色が続くか終わるかに流されるとは思いますけどね。

持ち株の決算は、昨日までもミスってもビートしても下げな銘柄が多かったので期待していなかったのですが、昨日から今日にかけては割といい感じ。
自動車関連では
昨日発表の日産は、赤字継続ですが本社ビルが高く売れて引け+4.3%の上げ。
車売るより不動産売る方が上手みたいです。
日産不動産になったほうがいいのかも。
それに続いて今日場中発表のマツダ。
赤字拡大の予想が、赤字縮小・・・赤字ですが(;'∀')
で、通期28%上方修正で、後場+8.17%の上げ。
ホンマかいな?
という所はありますが・・・
12月に欧州で新型CX-5販売開始ということで、欧州の売り上げ予想下期めっちゃ上げてるようですが。
フラッグシップとは言えCX-5の一本足打法がこけたら終わりですね。
CX-60の時のように(初期不良多発)ならなければいいですが、CX-5のほうは熟成が進んでいるので大丈夫と信じたい。

そして同じく場中発表のクボタ。
前期比減益は変わらずですが、通期予想は3Qでほぼ達成。
経常進捗率96.5%なので、もう安全圏でしょう。
こちらも後場急伸で引けで+4.26%でした。
3Qの五年平均進捗率が81.4%とのことですから、つまり4Qまでに20%近い上方修正の可能性が高いという事ですから、こちらについては大分安心できます。
来期以降は、水道管、農業と政策銘柄としての物色もありそうですしね。
引け後発表だったマクドナルド
こちらはコンセンサス超過で経常進捗率85%。
この銘柄は来月にかけて優待の下支えも入るはずなので、この決算ならまあ問題ないでしょう。

日経は割と強いと言いつつそれでも-1.19%の下げでしたが、値上がり120、値下がり104、変わらず1
珍しく持ち株は日経、TOPIXをアウトパフォームできましたのでまずまず。
ソフバンG、アドテスト、東京エレが崩れることが多くなってきましたし、ソフバンについてはチャートも崩れ始めるなか、指数がそれほど下がっていないという事は、AI銘柄を売った資金がバリューへ循環していると・・・思いたい(笑)
来週11日のソフバンGの決算以降が楽しみでもあり怖くもありますね。





