
今日の日本株は高く寄ったものの、最後はマイ転して終わりました。
別にこのまま暴落とも思いませんし、今のところ先物はすぐに反発を見せています。
ただ、一旦暴落、というか調整というか、しっかり下げたところで、日本株の強さがどの程度の物なのかがわかってきそうだなぁと思っています。
まあこの所、しっかりとした暴落はしていないのですが、去年の8月で大体26.5%程度の下げ。
今年4月のトランプショックで25%程度の下げ。
これで大体PER13倍程度。
次もそこまで下げるとすると、31500円まで下げてPER13倍。
調整幅としては28%程度の調整になります。

PER16倍が上限。
PER13倍が下限。
大暴落でPER11倍。
というのが、日経平均のテンプレ。
ところが既に、PER16倍が上限は去年と今年、二度も崩れています。
去年の8月の暴落前がPER17.5倍。
今年は現在PER18倍。
もしこれがフロック(まぐれ)でないのなら、PERの水準が13~16倍ではなく15~18倍に切りあがっていく過程かもしれません。
だとすると、次の暴落の下値は、もしかしたら31500円までは到達せず、PER15倍で止まるなら、36000円。
PER15.5倍であれば37500円までしか下げません。
これって、少し前のレンジ、36000円~38000円の下限くらいです。

このシミュレーションは、今日の終値から暴落が始まるという仮定ですが、別に今日が天井と決まったわけでもありませんし、その兆候が出ているわけでもないので、もう少し上を目指してから反落するなら、上の仮定も、もう少し上の数字になります。
節目の45000円はトランプショックの逆三尊からの丁度倍返し、PER18.5倍まで行くならやはり45000円。
この辺りまでなら行ってもおかしくないところですよね。
いずれにせよ反落、暴落を待つ場合、どこで待ち構えるかが大事だと思いますが、この値段と決めつけるのは良くないので、プランA、プランBと複数用意しておくのがいいと思います。
特に、日経平均がバブル崩壊前の値を更新し、その後も上値を試すような展開が続く中ですから、決して今までのセオリーにとらわれることなく、柔軟に対応したいです。

まあ31500円まで押す場合、絶好の買い時になりそうな一方で、結局PERのレンジは変わらないのかと残念な結果かなあと思います。
一方で下落が15倍程度で支えられて反転し、18倍までとのレンジを作り始めたら、日経平均のレンジが切りあがったってことです。
そうなればもう胸熱ですよね~
インフレが定着すればPERの切り上がりは理論上はあり得る話ですから、それが現実になった瞬間が見れるわけです。
そう考えると、一旦下落も見てみ見たくなります。
エミンユルマズさんなんかが唱えている、将来は日経20万円とか、夢のような数字がちょっと現実味を帯びますよね~。


