
日本には25%の関税だそうです。
何も進展がなく、日本側が特に報復などしていないのなら、当初予定の24%だろ?なんで勝手に上乗せしてるん?
って思いますが、朝令暮改は毎度の事。
トランプマンはTACOさんだし。
で、それを受けた相場は先物こそ下げていたものの、終値では100円ほど上昇して引けています。
追加関税を材料に下げるのではと予想して先に売っていた人、下げたら買おうと下で待ち構えていた人、色々いるでしょうが現在は無風。
もちろん、ここで慌てて買い戻したりすると、数日たってからドカンと下げる可能性もあるし、するするっと押し目もなく上がっていってしまう可能性もありますよね。
言ってしまえばこういう株取引は、どこまで行っても上がるか下がるかのどちらかにベットする言わば丁半ばくち。
長期的にばくちで勝ち続けるのはなかなか難しいものですが、楽に勝てる方法が一つ。

それは胴元側に回るということ。
相場においては胴元側に回るのは実はとても簡単。
資本者として株を持ち続けること。
資本者側に回れば、それは資本主義社会の胴元というわけです。
胴元でい続けるということは、資本を持ち続けることですから、これを実践するだけで自然と、稲妻の輝く瞬間に相場に居合わせることが出来るようになります。
偏った一極集中型の投資をしている場合、時として大きなダメージを受けることになりかねませんから、相場の雲行きの怪しいとき、一旦売って相場から離れる必要が出てきます。
しかしこれでは胴元を辞任するのと同義です。
資本主義経済が発展する前提であれば、全体的には統計上、上昇4に対して下落1の割合。
下落1を許容することで、上昇4が取れるのでであれば、相場に居続けるだけで博打をせずとも差し引き3の利益が取れる。
先日書いた、分散したポートフォリオを構築して総合的にプラスを維持する意味も、ここにつながります。

ただこの手法、欠点を言えば、資金を大きく回転する手法ではないので、元手が少ないときには利益も少ないです。
なので、この先40年かけて、定職を持ちつつ老後に向けて安全に資産形成をしたい人や、逆に既にある程度の資産を形成出来ていて投資に回せる資金の多い人向けかもしれませんが、そういう人たちにとっては、博打をせずにインフレに負けない資産をある程度安全に形成できる手段になりうると思います。
いずれにしても投資手法や投資目的は千差万別なので、自身に合った投資方針を選ぶというのは大前提にはなりますよね。

