初心者に投信を勧める理由2(個別株投資とそのリスク) | グデーリアンの投資ブログ

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トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

前回の続きになります。前回のブログはこちら

初心者に投資信託を勧める理由 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)

 

前回、初心者にお勧めな投資は、インデックス投資というお話をしました。

インデックスとは、日経平均やNYダウ、S&P500などの指数のことを指し、これら指数は、採用された企業の株価の平均値を出したものです。

 

例えば日経平均なら、日経新聞社が日本の優良企業225社を選定して組み込んだ指数のことを指します。

つまりこのインデックス、日経平均は、個別株225社の集まりだということですから、インデックス投資をする場合であっても、最初に個別株のことをある程度理解しておく必要があります。

 

 

株式会社というのは、株式を発行して個人や法人に買ってもらい、その資金を利用して会社を経営します。

つまり株主はその企業のオーナーになるということで、オーナーは企業が利益を出せた時には株主還元、例えば配当金をもらうことができます。

(一人が全額出資するのは難しいので、たくさんの人が少しずつ株を買って、共同オーナーになると言えばわかりやすいでしょうか?これが株式投資の本質であり、デイトレードのような値幅を利用して短期的に行う売り買いは投機と呼ばれて投資とは区別されます。)

 

企業の利益が大きくなれば、配当金も沢山増えるのが一般的なため、利益が増えた企業の株は高値で取引されるようになっていきます。

 

ところが反対に、企業経営がうまくいかなくなれば配当金は減らされたり、場合によっては無配、そして倒産することだってあり得ます。

 

例えばJAL(日本航空)は一度倒産したあと民事再生手続きで復活、復活前の株主の株は紙切れになりました。

エアバック世界首位級だったタカタは、大規模なリコールの果てに倒産しました。

東京電力は倒産こそしていませんが、原発事故の後、賠償のために配当金は無くなり、株価も事故前の半額以下に値下がりしていまだに回復していません。

 

 

このように、企業が経営を間違えば、大きな損失を被るのが株主です。

もし、上記のような企業に自身の資産を集中投資していた場合、老後のための資産を一夜にして失う、なんてことだってあり得ます。

 

と、ちょっと怖い話をしましたが、それを回避するために分散投資という考え方があります。

この分散投資を実践すると、安定した資産運用ができるようになります。

 

次回からは、この分散投資の方法と、それをお手軽にできるのが投資信託を利用した投資という説明。

という流れでお話を進めていきたいと思います。

 

続きはこちらに書きました

初心者に投信を勧める理由3(分散投資) | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)