たのもー!!
札幌のコーチング 森村うさぎです。(^^)
数年前、地元のテレビ局が制作したドキュメンタリー「記憶障害の花嫁」。
(その後、映画にもなりました。)
交通事故で、体と脳に重い障害持ってしまった女性が、学校に復帰して、「自分のような人のために役立つ仕事をしたい」と大学で学びます。
そして、彼女は素晴らしい男性と出会い、幸せな結婚をします。
やがて、新しい命を宿した彼女。(その後は、サイトをご覧ください)
このドキュメンタリー番組も、それ以前に彼女を取材したニュースも、リアルで見てました。
涙をゴシゴシしながら。
あきらめず、前向きに、笑顔で、生きる彼女の姿に、どれほど勇気づけられたかわからないくらい。
その時、彼女の周りの人へのインタビューの中で、衝撃を受けた言葉があります。
今でも、ハッキリ覚えてる。
「彼女には、人にお願いしますって、頼れる強さがあるの」
頼れる、強さ。えっ!!!!ギクっ!!!!!!!!
それまで、私の中に、そういう考え方はありませんでした。
頼ったり、甘えたり、お願いしたり、手伝ってもらったりすることは、
「ダメなこと」だと思っていたから。
弱いから、ダメな人だから、出来ない人だから、頼るんだよね?ちがうの??
「大丈夫です。」
「なんとかします。」
自分の力だけで、自分の努力で、自分の頑張りで、自分の気合で、
しっかりと、できるだけ完璧に、間違いのないように、失敗のないように、迷惑かけないように、負担にならないように、すること。
それが、絶対的に正しいと思っていたから。
誰かにお願いしよう。
誰かに頼んでみよう。
誰かの知恵を借りてみよう。
誰かに助言してもらおう。
「やって」「手伝って」「どうしよう?」「たすけてー」「教えて―」
っていう発想さえなかった。
この考えのパターンは、やっぱり子供のころに作られたもの。
長女だったしね。「子供を甘やかすなんてもってのほか」だったしね。
甘えたり、助けてもらおうとしたり、頼ろうとしたりした時、どうなったか?
「甘えるんじゃない」(お姉ちゃんなんだからっていう言葉とセットでした)
「しっかりしなさい」
「一人でできなくてどうするの?」
「人をアテにしない」
「自分でやりなさい」
いつも、頼りたい気持は拒絶され、傷ついてたんですね。
自分でやり遂げちゃう。確かに、しっかりモンで褒められたり、重宝がられることもありました。
傷つくのが怖いので、頼れない。協力してって言えない。お願いって言えない。
傷つくよりも、一人で抱え込むことを選んでました。無意識で。
「頼れる強さ」という言葉にに、ギクッとなったのは、
こんな本音に気づいちゃったからだったのですなー。
人を頼らないのは、私が強い人間だから。
って思い込んでいたけど、
本当は、傷つくのが怖い弱虫だったから。
という、自分の本当の姿を知りました。
そして、
ここから、変化していくのです。続きは、次回へー
せいやっ!!