たのもー!!
札幌のコーチング 森村うさぎです。
私はブログの中で、「本当の自分」という言葉をよく使っています。
本当の自分になれる
本当の自分をみつける
某有名芸人さん(街探検の番組をしてらっしゃるあの方。私は好きです)によれば、
『本当の自分なんてもんは、無いんだって』。
ふむふむ。そうっすね。
揺るぎない、確固たる、自分を定義せよッて言われたらきっと難しい。
人って、常に変化して、常に揺れ動いているものだから。
この問題は、たーいへん奥が深い問題で、様々に研究され、たくさんの考え方・捉え方があります。
では、私が思うところの「本当の自分」というのは何か?
基本の基本、ピュア100%の自分は、【感情】だと思うのです。
人の脳は、生まれからも発達していきますよね。
「感情」を担当する部分が出来上がるのは、およそ3才。
(「理性」担当部分は、もうちょっと遅くて6才くらい。ちょうど、学齢期ですね)
世に言う、2~3才くらいの子供の扱いにくさって、脳の発達と関係があるんですなー。
2才の子は、おそらく、「泣きたいけど、やめとおこうかな」とか「すごく悔しいけど、平気な顔しておこう」とか、感情の表現をコントロールしてないはずです。
感じるものを、そのまま表現してます。
ありのままの、本当の、自分100%の状態です。
感情は、心の感覚です。
味や、匂いや、くすぐったさや、熱い寒い みたいなもの。
これは、自分だけのものです。
他の人の命令や操作で変えることはできないもの。
そして、常に動き、変化してるものでもあります。
(だから、「本当の自分ってどれ?」って言われると表現するのが難しい)
うれしい、楽しい、好き、ほのぼの、ワクワク、キュンキュン、
怖い、嫌い、恥ずかしい、悲しい、悔しい、イライラ、ムカムカ、
感じてることが、すべて、その瞬間の、本物の自分。
感じてることを、「それダメだ!」「そんなの間違ってる!」「そんな風に感じるな!」
ということは、
本物の自分を、認めないことになるのです。
氷を触ったら冷たいのに、「いや、冷たくなんかない!」って無茶なハナシ。
でもーーー、
人は、2歳時のままではいられない。
感情むき出しの、感情のおもむくままの、では、ないわけです。
それが、「理性」とか「思考」とかってやつですね。
「感情」と、「理性」&「思考」の2つ。それが、「こころ」。
この2つの要素が、どんなふうに繋がっていくのかが、とっても大事だと思うんですー。
そんなお話を、次回にしたいと思いますー。
せいやっ!!