たのもー!
秋も、もう終盤。寒さ対策にはしる、今日この頃です。みなさんは、いかがおすごしかしら?
さて、
スーザンフォワードの「毒になる親」によって、毒親と言う言葉が日本に輸入されました。
そこから発生したらしい「毒親どくおや」というワード。
耳にしたことはあるけど、ちゃんとした意味を知ってる人はわりといないよね。
毒なんていう怖ーい言葉。毒から連想するのは、やっぱり毒殺とか?相手に強烈にダメージを与えるっていうイメージあるよね。
「親は、子供を愛して大切にしてる」これを当たり前だと思ってると、毒親なんて「ギャー」って悲鳴あげるくらいおっそろしい考え方なんでしょうなー。
普通にイメージする毒親っていうていうのは、ニュースで流れる「虐待する親」かな。死に至らしめるような悲惨な出来事。
あるいは、躾けという名の過剰な暴力や暴言。(あくまでも過剰なだよ)
あるいは、育児放棄やネグレクトという「親としてあるまじき行動」(愛人に走るとか、仕事ばっかりしてるとか、まともな生活レベルを保ってないとか)。
某女優さんのように、大切にされるどころじゃない、精神的な(ある意味肉体的にもかな)奴隷のような扱いをする親とか。
もちろん、これらは、『猛毒』です。殺傷能力半端ない毒です。
この猛毒だけを、「毒になる親」だと思っている人がなんと多いことか。
猛毒以外は、’親のすることが、毒なわけがない’
ちょっと、まったー!!
これだけじゃないよーーー!
「私は、こんなひどいことしてないもん」というお母さんたちー。
これ以外にも、「毒」はあるんだよ。毒っていうのが、解せないならば、「害」。「有害」
あるいは、愛情の服用の間違いによる、「副作用」。
そして、この毒だけど毒にみえない「有害な副作用」は、わりとたくさんあるんです。
むしろ今までは、「それは、毒じゃない。それは、親のありがたーい思いなのよ」ってまかり通ってきちゃってた。
しかたないよ。ちゃんと検証されてこなかったからね。そして、その知識も広まって無かったからね。
「毒親とは、何か?何が、毒になるのか?」
ここんとこが、正しく広まっていかないと、困ったことが起きちゃうんだよなー。
一つは、「親が苦しい」っていうことを訴える人たちへの攻撃が止まないこと。
一つは、「親は悪くない」って親の反省する機会が、無くなってしまうこと。
この二つがあると、「親が重い」「親が苦しい」そして「生きるのが、辛い…」って悩んでいる人たちをさらに追い詰めちゃう!!
怖いわ…。
毒親ってやつの正しい知識が広まることを、願ってやまない私です。
毒って言葉だけが一人歩きしないでっ!せいやっ!