昨日は8か月ものブログ中断にも関りもせず、早速に「いいね」をいただいたり、多くのアクセスをいただきましてありがとうございました。
また、面接の件では現在関連会社にいらっしゃる方からも連絡をいただきました。
補足しますと、私を面接してくださった方は年齢もいくつも変わらない若い職員の方でした。面接に慣れていないことは逆にこちらがよくわかり、虚勢を張って饒舌になられていたようでした。
他のマスコミではすべて書類が通過せず、現在はどうなっているかわかりませんがNHKでは、各大学から「2名まで」の面接が可能で、我が大学では何年もの間それを行使した人がいなかったので、根っからの「何でもやってみよう」精神がやらせたものでした。なので「会ってくれる」だけでも他とは違っていたことは補足させてください。
こうした面接を受けた人間が、した人間が、その後自分はどうしてきたのか。
その結果が現在にあり、将来の答えにつながると思います。
あと、竹内まりやさんの「人生の扉」は、混声合唱などでも学生時代によく歌われている曲だったんですね。こちらもご連絡をいただきました。ありがとうござました。
さて、「60代」第1回の記事は、新技術実用化の現場から再開いたしたいと思います。
昨年の5月14日から京都にて3泊4日のひとり旅をしたときのものです。
初めての宿泊となる京都駅南口近くのホテルでした。
ホテルに荷物を預けて「新快速」で「JR大阪駅」へ。改札を出ずに向かったのが、こちらの改札でした。
大阪駅に昨年の3月18日に、新しく誕生したエリア「うめきたエリア」の改札です。
通常の自動改札の横にある、空港の金属探知機を巨大にしたようなこちらの設備は、日本初の改札における「顔認証ゲート」です。
既に企業でも導入がされていたりするのでしょうが、不特定多数を対象とした
このシステムを見られる日が来たんだなぁと感嘆いたしました。
「顔認証」で通過する条件は「大阪と新大阪の間の定期を持っていること」。アプリで撮影した写真を送信しておくことで利用可能になるそうです。
ただこのゲートは、ここと新大阪駅の2カ所にしか設置されていないため、「顔認証」で通過できるのはこの2つの駅間のみとなるそうです。
既に「大阪メトロ」でも実験が行われているそうですが、昨年はプロ野球の「関西対決」で盛り上がっていましたが、新技術の実用化という点でも熱いです。
このゲートでは、ICカードのタッチも可能なため、この日、私が見学している間、出入場されている方は全員「タッチ」での通過でした。
こちらは改札内から撮影した全景です。
私がプロ野球を初観戦したちょうど50年前の昭和49年、私が幼い頃から利用しているターミナル駅の池袋に、当時の「営団地下鉄」の新線として「有楽町線」が開業し、試験的に切符を投入する形の「自動改札機」が導入されたことを覚えています。
しかし、当初はゲートが開かなかったり、切符が詰まってしまったりと、ラッシュ時にはとても対応できないことからか一時すべてが撤去され、また「有人改札」へと戻った記憶があります。
小学生の頃、胸ときめかせて通過した「改札革命」から半世紀。新しいもの好きな私は、使用済みの「オレンジカード」や「ioカード(直接改札に通せる磁気カード)」を名刺ファイルに整理していたので、やがて実家の整理が進めばそれらも出てくることと思われます。
私が記者をやめた後は、大きな展示会を運営する組織に勤めていたこともあり、その後も沢山の革命的な新技術に誰より早く触れあうことができました。
その後、渋谷地区で展開していた「icチップ搭載型カード」の実証実験の参加店にもよく足を運びましたが、当時は使う人がほとんどいなかったので、逆にお店の人が慣れていなくて使いづらかった経験も、今や初老の懐かし話ですね。
でもいろいろな技術がどんどん便利に使えるようになる経験を、一歩ずつ体験できたことも嬉しかったことです。
こうした技術もすべて「電力」に支えられていること。次なるはこれらをどう補完していくも課題になろうかと思います。
先ほどの改札を撮影した背中側の壁一面に広がるのは「水の都」大阪をイメージできる大型「インタラクティブウォール」です。
画面を触ることで絵が変わったりするので、子供たちは夢中です。
スマホがそのまま拡大されたような「案内板」。
トイレは、空き状況が一目でわかるように工夫。こちらは連携したアプリでも確認が可能だそうです。
並んでいる人の数もわかるとそらに便利になりますね。
私も京都駅で入場の時に使った「Suica」をタッチして、この新しい改札から出場しました。写真は改札外からの風景です。
そして、こちらの改札から「西口」までは条件付きで無料での通り抜けが可能となっていて、混雑を回避しての移動を可能としています。
私もこの後、阪神電車への乗り継ぎを予定していたため、この制度を利用しました。
改札内を進むと、今度は「駅弁」の自動販売機を発見。まだ残っている棚は青白く電気が光り、緑色のランプが点灯していました。
中のお弁当の様子です。
見るものすべてが新しいものだらけの、この旅の始まりでした。
新しい技術と出会い、当時還暦前のおっさんが改札の周りを行ったり来たりは、きっと滑稽だったでしょうね。
3泊4日のひとり旅は始まったばかりです。次回へ続きます