「萬福寺」を後にして、そこからはJRでの移動の他に、京阪電車での移動も可能でした。
京阪電車で到着、「宇治」駅の構内です。素敵なデザインです。
駅の外観です。
駅の目の前に「宇治橋」です。
途中参道では、「茶そば」をいただきましたが、あまりにお腹が空いていたせいでしょうか。写真に残していませんでした。
「平等院」に到着です。こちらも妻は修学旅行以来ですが、よく記憶していないとのこと。ハードスケジュールにばてていた思い出の方が強いとか。私は初めての「宇治」訪問です。
拝観券を購入し、正門を入ります。
ほどなく、「鳳凰堂」が真横に見えておりました。
鳳凰堂内も別料金で、20名単位で見学ができるとのことで、30分後くらいの一番近い時間の回を予約しました。
徐々に正面へと。
ほぼ正面へ。ほぼというのは、皆さんも写真を撮られる場所なので、人を映しこまないようにしました。
「浄土式庭園」として有名なこちらの池。
こちら「此岸」から、あちらきらびやかな「彼岸」である「浄土」を見ています。
子どもの頃から幾度も目に、手にしていた風景が、いま目の前です。
奥からも。
朱色が美しかったですが、晴天の日に見られたらまたよかったことでしょう。
鳳凰堂内見学の時間になりました。靴を脱いで堂内へ。
いよいよ「浄土」の世界へ。
堂内は撮影禁止。大きな大きな「阿弥陀如来坐像」が優しいまなざしを向け、その周りを「雲中供養菩薩像」が、楽器を演奏したり、舞を舞いながら囲んでいました。
壁画など、色がほとんど落ちていましたが、それも「1000年」の歴史が作り出したもの。
「1000年」も前のものの中に、今いる。それだけで有難い気持ちになれました。
堂外の撮影は可能とのことだったので、先ほどの正面から撮った写真の逆からのショット。いま「彼岸」から「現世」を見ている構図ですね。
アングルを変えて何枚か。
再び「娑婆」へ戻ります。
「現世」へと戻ると、次のグループが「来世」見学中。
見学の時、説明のために阿弥陀様のご尊顔にライトをあててくださいます。その瞬間だけ見ることができた風景です。
名残り惜しいのですが、鳳凰堂を後にしてミュージアムへ。
ミュージアム内も撮影は不可です。
ミュージアムを出て、鳳凰堂の裏側に出ます。
写真をまとめてみて思ったのですが、池の水が「お茶」の色にも見えてきました。
最後にもう一枚だけ正面から。
宇治川に戻ります。鵜飼の船が係留されています。
平等院であまりにゆっくりしすぎたため、宇治で楽しみにしていたお店が終わってしまうので、宇治上神社や放生院の参拝はまたの機会としました。
最後に目指したのは、「中村藤吉本店 宇治本店」。
待っている間、サービスの「玉露」で一服。
宇治本店限定の「まるとパフェ」です。本物の竹筒に入っていて私たちには食べ応えも十分でした。空腹に急に甘いものが入ったせいか、結果的にこの日の夕食いりませんでした。
旅行5日目のこの日の歩数は、24,722歩でした。
明日は、私より一足早く妻が帰京する日。日本海側から強い寒気団が迫っている最中でもありました。早めに休んで明日に備えます。
旅は続きます