「東京交通新聞」禁タク情報 | 受動喫煙の完全防止を目指すブログ

「東京交通新聞」禁タク情報

2007・6・25付「東京交通新聞」「社会・文化」欄

7月下旬に新橋駅に禁煙車乗場が設けられます。続いて、9月下旬、大崎駅にも検討中とのこと。

~2割導入案で進行しています。全面禁煙なら全部禁煙車乗場なのですが。


2007・7・2付「東京交通新聞」「アフレコ」欄

禁煙化の答申をまとめた「東旅協将来ビジョン検討委」の船橋昌子委員長は「なるべく早く全面禁煙が実施できることを期待しているし私も努力する」と強調。答申では会議を禁煙とすることも提言。

~内部に全面禁煙化推進論者も依然いるということは嬉しいです。


同「経営・労務」欄

1、チェッカーキャブグループ全車禁煙方向で段階的実施へ検討に入る。当面年内3割を目標とする。

2、6月26日「東旅協アドバイザー会議」で、先月全面禁煙を実施した「十全交通」は、「酔い客の黙認せざるを得ないケースもある」と報告があった。「禁煙車は消臭剤とは比べものにはならないほど空気が良い」という女性アドバイザー意見に対して富田会長「協会の会議を禁煙にしたばかり、時間が掛かるが禁煙化の議論を進めていく」

~「良い客への黙認」はある程度、「しょうがない」と思います。会議の禁煙化も結構ですが、「時間が掛かる」というのは、全面禁煙化のことでしょうが内部に反対も多数あると伺える発言です。


同「首都圏版」特集「神奈川全車禁煙へ秒読み」

たばこに関する利用者からの「苦情」に対する神運支局の見解を岩崎喜好運輸企画専門官が示す。

1、「なぜ吸わせなくなったのか」「喫煙を断られた」など禁煙化だけをもって苦情申告があった場合は、「第1義的には業界の自主取り組みであり、説明不足によるもの」。

~行政が本来やるべきことをやらないから、事業者団体が自主的に取組まざるを得ないのに、相変わらず他人ごとのような発言です。

3、その上で「問題になるのは乗客への接遇。適切に理解を求めたかという部分で、接客態度として不適切ならば別の問題」。


同「中部圏版」

名タ協は、全車禁を開始した5月分の輸送実績をまとめた。それによると、各指標とも増加したことから「全車禁煙化の影響は、あまりないのではないか」(小笠原中川タクシー社長)という見方が大半。東和交通労組の石田正英委員長は「日営収や総営収の増加は企業業績の回復が最大の要因」。

~「全車禁煙化」で営収が増えるとは思っていませんが、「減収やトラブル」もあり得ないと思っています。小笠原氏と石田氏の見方は正しいと思います。