こんばんは。
看護過程専門サポート塾(株式会社Nursing-link)の唐木杏季子です
関東(東京23区)にも雪が降りましたね
昨日の帰りは、久々の雪道を歩きました。青山も5㎝ほど積もっていました。
長靴(レインブーツ)を履いて出たのが正解でした
さて、当塾は「全国唯一専門的に看護過程を学べる塾」です
北海道から沖縄まで生徒さんがいらっしゃいます
もちろん関東の生徒さんが多いですが、今、関東ではないエリアの生徒さんの看護実習の実習記録を毎日サポートしています。
今までも思っていたのですが、看護過程一つ取っても、展開の方法や記録用紙は全く違います。
今毎日サポートをしている生徒さんの実習記録は、とても独特です
また、実習中の援助に指導者さんはほとんど関わらず、担当の看護師に付いてもらって援助をするようです。
関東では、指導者が援助に付く学校がほとんどですので、これには驚きました
ここで問題なのが、担当レベルの看護師さんは学生の実習にそれほど関心がないため、学生が学びたいと思う援助を「忙しくてできません」と跳ね返し、なかなか思うように援助ができないことです
この生徒さんの患者さんから「自分の好きな飲み物を買ってきてほしい」と希望がありました。活動耐性も低下していたので活動の援助&気分転換の援助として売店への歩行を提案し、看護師に付き添いを頼みました。
ところが、担当看護師から帰ってきた言葉は、「忙しいから私は行けない、リハさんに行ってもらったら?」でした
生徒さんは愕然としたそうです。
私も「うそでしょ?」と発していました。
もちろん、リハビリを兼ねて売店に行ってもいいです。でも、これは看護師の援助でもあります。それに、学生が援助を提案しているのですから、学習のために一緒に実施していくことが、後輩を育て看護現場の質を上げていくことに繋がります。
指導者でなくとも一看護師の役割だと思います
これが、指導者さんだったら違っていると思います。
今までに、指導者が付いている学校の生徒さんが提案した援助に対し、指導根拠がないからと突き返されることはあっても、私には関係ないからと言わんばかりの理由で断ることは決してありませんでした。
今サポートしている生徒さんの実習病院は、看護師人数は割と充実しているようです。
意識の問題だと思います...これでは看護の質は上がりませんね
患者さんは自分の飲みやすい飲み物を買いたかったようです。見守り歩行となっている患者さんが、ペットボトルを買うために付き添いを看護師に頼んでも「忙しいから」と断られるようだと、患者はどうやって水分摂取をすればいいのでしょうか
これでは、患者さんの回復を遅らせるだけでなく、悪化させてしまいますね。
組織によって「こんなに意識やレベルが違うのか」と気付かされました。
この現状、現場の看護師・看護教員・学生皆で変えていけたらいいと思います
株式会社Nursing-linkは
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