がん治療は患者さんのみならず家族も含めた総合的な医療です。
患者さんとご家族は別々ではなく、一つの単位と考えられています。
自分にとって大切な人が 「がん」 を宣告される。
それは、御本人以外の方にとっても
とてもショッキングな出来事です。
治療中は、いちばん身近で患者さんを支え続け、
ときには治療の重大な決断にかかわることもあるため、
患者さんと同じように辛い思いを抱き、
そのときどきの状況に応じて心が大きく揺れ動きます。
もちろん、不安やストレスなど、心身共に疲労は増大します。
しかし、病気でない自分が不安や悩みを訴えるのは
本人に申し訳ないという思いが強く働き、
黙って耐えている方が非常に多いと感じます。
私が経験した中には、看病していた御主人が倒れてしまい
同じ病院の別の病棟に入院されたケースも
ありました。
そうなる前に是非御相談ください。
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