小さな子どもを抱えた親ががんになる。
小林麻央さんをはじめ、近年がん患者の低年齢化が
進む中、珍しいことではありません。
自分が告知を受けたことだけでも大きなショックを
受けることなのに、子どもへは話すべきなのか
隠しておいたほうが良いのか・・・
お悩みの方は多いと思います。
もちろん、その方の家族背景や価値観でも
変わりますが、よくあるパターンだと
「まだ小さいのだから、子どもに負担をかけてはいけない」
「がんのことは家族以外には秘密で」
などという文化がまだまだ残っており、
そのために、苦しんだり、悲しい思いをしたりしてきた
大人や子どもがたくさんいることがわかったのです。
実際に親が話さなかったことで、
「私がおりこうさんにしていなかったから、
お母さんは病気になったんだ」と
思い込んでしまった子どももいました。
もし、そんなお悩みの方がいたら
次のことを参考にしてみてください。
１．子どもも家族のケアチームの一員として、輪に入れる
子どもに「がん」を隠して輪から排除するのではなく、
子どもも母親も父親もみんなで１つのチームになることをイメージしてください。
２．はっきりと病気のことを伝える
① がんという病気であることを伝える
② がんは人にうつる病気（感染症）ではないことを伝える
③ がんになったのは誰のせいでもないことを伝える
④ 具体的に何がどう変わるのかを説明する
３．これまでの日常を大切にすることで安心感を保つ
４．気持ちを吐き出してもいいことを伝える
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