緩和ケア病棟で、関わった方々との経験から
何も知らされずに命の終わりが突然やってくるより
期限があることを知っているほうが、御本人も御家族も
後悔が少なくて済むことが多いと考えるようになりました。
しかし、元気なうちから、人生の残り時間が短いことを
認識してもらうのは、それなりに大変です。
可能なら、客観的に自分の死、
家族の死を見つめられるうちに
「いつかは終わりが来るよ」と知って貰ったほうが
良いとは思います。
もちろん、いつなら良いのか・・・という
タイミングもとても大切になります。
「自分のことだから何でも話してもらって大丈夫ですよ」と
いう人でも、自分に残された命がそんなに長くないことを
何の恐怖感もなく聞ける人は殆どいません。
冷静に聞いているようで、あとで確認すると
肝心な部分は覚えていなかったということも
多々ありました。
そういったことからも、主治医の説明が終わった後は
必ず、もう少し時間をとって、話した内容が
正しく伝わったかどうかを確認していました。
そうすることでバッドニュースを伝える価値があると
確信しています。
そして、最後にお伝えしているのは
これだけ重要なお話しをしたからには、
「最期まで責任を持って、引き続きサポートしていくこと」
そのことをお約束して面談を終えるようにしています。
こういう気配りが、医師や看護師を含めた医療関係者と
患者、家族との信頼関係が築ける重要なポイントでもあると
今でも思っています。
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