カーズ2 レビューその2
その1は、コチラから
さて引き続いてネタばれ有りなので、
まだ観ていないという方、
ネタばれがイヤという方は、ギアをRに入れてお戻りください m(_ _ )m
さて、続きです。
カーズ2や、カーズ1-2を観てきた中で出てきた謎について少し触れつつ、感想を述べてみたいと思います
まず、今作カーズ2で浮上した謎
一、なぜドックハドソンは登場しなかったの?
作品序盤にて、マックインがラジエータースプリングスにシーズンオフで帰って来るシーンにて。
ラジエータースプリングスにある ピストンカップ(ドックハドソン)ミュージアムに掲示されている新聞写真や、トロフィーのモチーフとしての出演はしています。
具体的な解説は作中にありませんでしたが、
メーター「ドックもきっと、君の活躍を観て感心しているよ」
マックイン「・・・。(無言で、どこか寂しそうな目でドックの写真を見つめる)」
・・・どうやら、PART1から今作の2に掛けて、逝去してしまった・・・というのが、暗に伝わってくる描写でした。
実際、ドックハドソンの声優を務めていたポール・ニューマン氏が逝去してしまったための未登場との事。
アメリカでは判りやすい演出だったのかもしれませんが、
・・・・・・やはり日本ではどうして出てこないのかと思ってしまいます。
1での思い出話として、ドッグとの過去を思い出すシーンだけでも出して欲しかったなぁ~・・・。
※このシーンの手前にある「ピストンカップ4連覇おめでとう」という台詞から、
今作は前作から4年が経過している設定だということが覗えます
ちなみに今作でのマックインのボンネットには、ピストンカップロゴとハドソン・ホーネット(ドック)が描れています
マックインにとってドックは師匠。そして亡き師匠をボディーに乗せて走る。
・・・これ、D1GPの川畑選手と黒井選手と同じですよね
黒井さん逝去から現在に掛けて、川畑選手は黒井選手と黒井選手のマシンの絵をルーフにあしらえたマシンで
D1GPの第一線にて戦っています。
マックインの新カラーリングと、D1での川畑選手の事を知っている人には、ピンとくる場面だったかと思います
ちょっと、目頭が熱くなってしまう演出でした。
二、生体の謎・死の基準
今作では、少しダークテイストかつブラックユーモアに富んだ演出がありました。
中でも一番衝撃的だったのが、諜報員の死体。 そこにはプレスされた鉄の塊が・・・という場面。
・・・ギョッとなりました(^^;)
その次の、フィン・マックミサイルが敵を撃退する場面でも、
敵の車たちが爆撃をくらっていたり、海へ転落したりしていましたが・・・前者ではパーツが粉じんと化していたり、後者では海面にオイルやホイールが浮上してきたりと・・・
暗に、死んだな・殺されたなって思いざるを得ない描写があります。
でも、そのシーンの華麗さなるや、やはり007のよう(笑) 鮮やかな手際で“始末”していきます・・・恐ろしい;
そのまた後の場面でも、敵に捕らわれてしまったアメリカ諜報員(ロッド・トルク・レッドライン)が拷問を受けた末、
敵にエンジンを爆発させられ・・・炎上、死去。さすがにこのシーンだけは、不透明な鏡面越しでの演出でした;
・・・ここで、疑問。
ペッパー・ファミリーはレース会場にて、テレビカメラ型の兵器を用いてアリノールと電磁パルスを反応させてエンジンを爆発させ、レーサーたちをリタイアに追い込んでレースを混乱させていたのだが・・・
この電磁パルスを受けたレーサーたちは、エンジンこそ爆発したものの、爆死までには至らなかった。
・・・・・・・電磁パルスは出力ゲージMAXで浴びせている描写があるというのに、どうゆうこっちゃ?(・・;)
いや、まぁそんなバンバン死なれたら困るけどさぁ・・・;
また別場面にてエンストした車が登場するが、動けなくなっただけで別段ふつーにキャラと会話してる。
・・・ってことは、エンジンは心臓じゃないってことなのかな~・・・でもじゃあなんでロッドは死んだんだろう(・へ・;)
ロッド、可哀想に・・・としか言いようがない(・ω・`;)
ちなみにオイルは飲み物・オイル漏れ⇒お漏らしという描写が、今作にはありました。
あれ? PART1じゃガソリンだったはずなのに・・・
ま、気にしたら負けなんでしょうね(笑)
個人的には、鳩やスズメといったポジションにプロペラ機という描写に微笑んでしまいました(笑)
・・・じゃあ空港にいたジャンボジェットはどっから生まれてきたn(殴
そうそう。
そういえば、フィン・マックミサイルを載せていた船
コイツが ど~しても、
こいつらの身内に見えてしょうがない(笑)