F1新エンジンは、1.6リットルV6ターボへ | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

F1新エンジンは、1.6リットルV6ターボへ


今月26日にF1委員会会合が開催され、

ここでF1マニュファクチャラー側が、2013年から4気筒ターボエンジンを導入するという計画を変更するための提案を行った。

4気筒のコンセプトについてはマニュファクチャラーの中で意見が分かれたが、
議論の末、2014年にV6エンジンに変更し、FIAが求める“グリーン”なハイブリッドシステムは
当初の予定どおり採用するという提案がなされた。

マニュファクチャラー側の提案は、チームおよび他のF1関係者の代表からなるF1委員会において必要な合意を得た。

この後、FIA世界モータースポーツ評議会のファクス投票が行われることになるが、これは形式的なものになるとのこと。


WMSCは2013年のプランを延期することを再検討する意思があることを明らかにしていた。
フェラーリはこの4気筒エンジン案に反対しており、 メルセデス・ベンツとコスワースは新デザインになることによるコスト増加に懸念を示していた。

F1の最高権威バーニー・エクレストンは、4気筒エンジンを厳しく批判。
特にエンジン音が大きく異なるためファンが離れるのではないかと懸念を表明。

レッドブルを含む3チームにエンジンを供給しているルノーは4気筒のコンセプトを支持していたが、フェラーリは市販車スポーツカーの大半に搭載しているV8エンジンの廃止を再考するよう求めていた。
ルノーのみが2013年に向けた当初の新規則案を支持しており、これが延期される場合にはF1を撤退する可能性もあるかもしれないと示唆していた。


V6エンジンにはFIAが推進している「ハイブリッド」システムが搭載されるが、エンジンメーカーにとってはより受け入れやすいものになると思われる。



この1.6リットルV6ターボの導入は、今後、FIA世界モータースポーツ評議会の承認を経て、正式に決定される。



オートスポーツweb http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=34441


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