D1.オートポリス
震災の影響で事実上、Rd.1となったRound.3 AUTO POLIS
D1史上初、雨天および濃霧の為、追走トーナメントは中止となりましたね。
順位が単走ファイナルでの結果で最終順位(暫定)がきまるというのも異例でした。
中止といっても、追走をやった組はあった模様。
天候不良の為、追走2nd STAGE中に主催者による競技不能を決定したそうな。
公式HPには、
単走終了時の順位で競技成立とみなし、
2011年D1GPシリーズ規則7条8項⑤により、単走決勝上位順を競技会順位とし総合ランキングを決定いたしました。と、ある。
予選ではドリフト侍、もとい、今村隆弘選手(FC3S)が99.23点でトップ通過。
TEAM ORANGEの熊久保信重選手はNEWマシン・C33ローレルにて3番手(98.97点)通過。
一回戦での単走では織戸学選手が99.97点でトップ。事実上の今大会の優勝者となった。
織戸選手のD1での優勝はこれが初。それまでは2位が最高順位であった。
今ラウンドの特設ページ にあるフォトギャラリー にて、予選日・本戦日の様子が覗える。
D1GP公式サイトには未だ今年参戦している選手とマシンの紹介ページがないから、
NEWマシンなどを逸早く確認したい場合は、これを活用すると良いかもしれない。
このフォトギャラリーをみていると、今年のD1車両のカラーリングは白系が目立つ。
中には前年でのカラーリングのイメージを大幅に覆すようなのもあるから、注目だ。
注目といえば、斎藤大吾選手。
今年から彼が履いているタイヤは“ハンコックタイヤ”なのである
これは日本D1GPにおいては初なのではないだろうか?
ハンコックを使っているという=海外メーカーのタイヤを使用しているということが初である、と思う。
供給されるは、“VENTUS R-S3”とのこと。
この銘柄は既にアメリカのFormula Dのチームやドライバーに多数協賛されていて、
2010年ではVENTUS R-S3を装着したチームがシリーズ総合で2位となり、海外での評価も非常に高い模様。
斎藤大吾選手は今回3位(99.93点)入り。“順調な滑り出しを魅せた”のであった。
このHankookタイヤが、
YOKOHAMA、DUNLOP、TOYOの牙城を切り崩す新勢力として飛躍するか?
株式会社D1コーポレーションとMSC株式会社の共同体制、大幅変更された競技システム
今年のD1GPは多方面で、見逃せない。注目だ。