高速道無料化へ - 夜間大型車実験 | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

高速道無料化へ - 夜間大型車実験


大畠章宏国土交通相は28日の閣議後会見で、4月1日から始まる2011年度の高速道路無料化の社会実験について、対象区間を見直し2月上旬までにまとめる意向を明らかにした。


また「夜間の大型車を対象とした長距離の無料化実験を検討する」と述べ、長距離輸送トラックなど最大積載量5トン以上の大型車を対象に実験を行い、運送業などの優遇策拡充を検討する考えも示した。


11年度の実験費用は予算案では前年度並みの1200億円。

対象区間の見直しが大幅になれば自治体の反発を招く恐れもあるが、大畠国交相は「実験の効果を検証し、地域の意見を踏まえて見直したい」としている。


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大畠国土交通大臣は、28日の閣議のあとの記者会見で、今後の高速道路の無料化の社会実験に夜間のトラックを対象に長距離を無料にする新たな措置を盛り込む方向で検討していることを明らかにしました。

高速道路の無料化の社会実験は、現在、地方を中心とした全国のおよそ20%に当たる区間で、すべての車種を対象に無料とする形で実施されていて、平成23年度予算案では現在と実質的にほぼ同じ規模の1200億円が計上されています。

これに関連して大畠大臣は「現在の実験の効果を検証するとともに、物流への効果を考慮して、夜間のトラックを対象とした無料化を含めて、車種や時間帯を工夫する検討を進めている」と述べて、平成23年度の実験の内容に夜間のトラックを対象に長距離を無料にする新たな措置を盛り込む方向で検討していることを明らかにしました。

そのうえで大畠大臣は「来月の上旬ごろに社会実験の内容を発表したい」と述べ、今後、具体的な区間などの取りまとめを急ぐ考えを示しました。

【NHK】