頭文字D ARCADE STAGE 6 AA - アジア地域の通信対戦を実現-
講談社発行のコミック誌「ヤングマガジン」連載中の人気コミックをモチーフにした「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズ最新作。約2年ぶりの新作登場となる。
「公道最速伝説」、「タイムアタック」、「全国対戦」のほか、仲間と力を合わせて挑む”ふたり対ふたり”の「タッグバトル」モードが新たに追加されている。
「タッグバトル」は、同一店舗の他プレーヤーとタッグを組み、それぞれ上りと下りを担当し、同時にバトルを開始。全国の他タッグと対戦プレイを行なう。バトル中は、コース上に浮かぶ「A(エース)パネル」を取り「タッグスコア」を獲得していく。Aパネルにはゴールドとシルバーの2種類があり、ふたりが獲得したパネルの組み合わせでスコアが変動。同色のパネルを獲得すれば、さらに高いスコアが得られる。勝敗は、バトル終了時のタッグスコアで決定される。
ブース正面ステージを使って行なわれたタイトルプレゼンでは、本シリーズのプロデューサーを務める新井健二氏が、デモプレイを交えつつタッグバトルのルールを紹介。「今まではひとり対ひとりでバトルしていたんですけど、今回は原作さながら。原作だと、下りの拓海、上りの啓介etc、タッグを組んで強敵に買っていくシチュエーションがあった。今回も仲間同士でタッグを組んで、上り・下りを分担して対戦相手とバトル。今までは速い人だけが勝つという等式があったが、このモードでは速いだけでなく”スコアで勝つ”というゲームモードになる」と説明。
このあたり、今まで以上に“駆け引き”が重要といえる。
Aパネルは、コースの各セクションごとに設置されている。デモで披露された「碓氷コース」は8セクションだったため、この場合はバトル中に8回Aパネルが出現することになる。得られるポイントは、ゴールドが+2、シルバーが+1。各セクションでタッグが同じ色のAパネルを取ると“ダブルエース”となり+2ボーナスが得られる。こう書くと「じゃぁゴールドだけ狙えばいいじゃん」となるが、ゴールドはコーナーの外側や壁際などリスキーなポジションに置かれている。ライバルの動きも関係してくるため、シルバーを取ってしまったときは隣でプレイしているパートナーに、とっさに「ごめん、シルバーとって!」とフォローをお願いするケースも出てくるわけだ。さらに、最終セクションは獲得ポイントが“倍”になる。ゴールドでダブルエースを決めれば6×2=12ポイント。最終セクション手前でポイント差が12以内なら、逆転のチャンスは十二分にある。
コースは、新登場の2種類を加えた全10コースを用意。車種は「FAIRLADY Z Version S」、「LANCER Evolution X GSR」、「NSX」の3台を追加し、全34車種にボリュームアップ。 通信対戦は、本シリーズの初稼動から人気が高いことで知られるアジア地域をサポートし、ついに国内外の対戦が実現。また、店舗内に筐体が4台あれば同一店舗内でもタッグバトルが楽しめる。
ICカードのデザインは免許証タイプになり、2011年稼動予定。
【GAME WATCH】
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免許証情報
→ロケテスト段階では引き継ぎなし
5→ロケテスト版D6×
ロケテストD6→製品版D6×
5→製品版D6○
車種追加情報
○6速車○
・フェアレディーZ(Z33)
・エボ10(CZ4A)
○5速車○
・NSX(NA1)
コース追加情報
・碓氷峠(周回コース設定)
・工事中(ロケテスト段階では詳細不明。)
○その他の情報○
・秋名湖の周回数が3周から2周へ変更
・チューニングはレース後
・オンラインで海外プレイヤーと対戦
・基本挙動はD5を踏襲
・アクセルワークの細分化
・バチコンの無力化
・チューニングしないとドリフトできない(→個人差があるので定かではないようです)
・車両のバンランスを選択化(湾岸MIDNIGHTほどでは無いらしい)
(パワー、バランス、グリップ、ドリフト)
・これまでのランク表記方式がレベル表記方式へ(MAXレベル99)
現状のロケテ情報はここまで、追記や更新求みます。
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-追記-
掲示板等で飛び交う憶測の中で『クラッチペダル追加』『Hパターンシフト化』との表記が目立つが、ロケテスト段階では皆無であり、ガセネタであるようだ。
今回のD6は、それまでと同様の“前作(D5)のROM書換えによるversion更新”の為、ゲーム機体そのものの変更は無いとのこと。