物理でタイヤを科学する | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

物理でタイヤを科学する

織田裕二さんがやってるYOKOHAMAタイヤ【earth‐1】のCMを見て考えてみたんですが・・・


ECOタイヤ、もといそのタイヤ製造に使われている物理法則って、開発から製造をひっくるめて簡単に説明できないと改めて思った。
Sタイヤやスポーツラジアルといったスポーツ・競技向けタイヤよりも、ともすると難しいんじゃないかな、と。


※独断と偏見かつ世のecoタイヤが実際どんな法則や理論もと実験・製造されているのか知らない上で書いてます。ご了承を※


燃費を悪くしないというのをタイヤでするということは、それだけ走行中の抵抗となる“摩擦≠転がり抵抗”を下げる工夫がされているんだと思う


でも摩擦を下げるということは、一緒にタイヤのグリップ力を下げてしまうんじゃないかな??
とても紙一重だと思うんだ。


タイヤのグリップ力が下がってしまうということは、
イコール、ブレーキ能力が相対的に下がる≒ブレーキでの制動距離が延びるから、挙動の安定や安全という面ではどのような施しがされてるのだろうか?


いくらファミリーカー向けタイヤとはいえ、高速道路では100km/hを超える場面だってあり得るだろうし・・・。
でも、絶対的なグリップは普通のラジアルよりも下がってるはずだし・・・


それに、走る路面が必ずしもドライというわけではないのです。濡れていれば、またその分グリップは下がります


ただ、転がり抵抗値を下げようとしまえば、そのぶん相対的なグリップが下がるから、タイヤの空転率が上がって逆に燃費が悪くなってしまうだろうし・・・。

また、装着車両≒ユーザーによって車重・パワー、そしてパワーウェイトレシオが変わってきますから、これらどの状況下でも開発(商品)コンセプトを達成できるパフォーマンスを両立させて開発するというのは、すごい事だと思います。


そもそものタイヤ造りにも基準はあるだろうから、全部ひっくるめて如何に“基準”をクリアしているのかが気になるな~。



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