日テレ2人遭難死、司法解剖で死因調査 | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

日テレ2人遭難死、司法解剖で死因調査


少し気になったので。


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以下、TBSニュース



日本テレビの記者とカメラマンの2人が、埼玉県秩父市で防災ヘリコプターの墜落事故を取材中に遭難し、死亡した事故で、警察は2日、司法解剖を行い、2人の死因について調べる方針です。

 2人の遺体を乗せた車は、2日朝、秩父警察署を出て、埼玉県内の病院に向かいました。また、日本テレビによりますと、1日夜、社長など幹部らが亡くなった2人の遺族と面会したということです。

 この事故は、埼玉県秩父市のヘリ墜落現場を取材するため、山に入った日本テレビ報道局記者の北優路さん(30)とカメラマンの川上順さん(43)が、1日、山の中で心肺停止の状態で倒れているのを山岳救助隊に発見され、その後、病院で死亡が確認されたものです。

 警察によりますと、2人は高さおよそ3メートルの滝の下にある滝つぼの縁で発見。目立った外傷などはなく、胸の辺りまで沢につかった状態だったということです。

 また、警察のこれまでの調べで、北さんと川上さんはガイドとともに山に入った後、いったんは登山口近くまで引き返しましたが、カメラマンの川上さんが改めて「尾根の上から墜落現場が見える場所を探したい」と言って、2人だけで再び山の中に入って行ったことがわかっています。

 「尾根のほうまでであれば、通常の、一般ルートなんですね。ですから何も不安は感じなかったですね。それくらいのルートなら、少し見に行く分には大丈夫だろうと」(2人と一緒にいたガイド)

 警察は2日、2人がたどった道を確認するため、捜査員を登山口近くまで派遣していましたが、天候状況が悪いため、作業を中止しました。

 警察は午前10時から司法解剖を行っていて、2人の死因を調べるとともに、3日以降、再度、ガイドとともに現地の山に入り、2人が死亡した経緯について調べる方針です。

(02日11:33)



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埼玉県秩父市の山中でヘリコプター墜落現場を取材しようとした日本テレビ記者北優路さん(30)とカメラマン川上順さん(43)が遭難死した事故で、北さんは発見時に両方の靴が脱げた状態だったことが2日、秩父署の調べで分かった。


 川上さんは靴を履いた状態で目立った外傷がなかったが、北さんの頭には複数の傷があり、秩父署は北さんが滑落など何らかのアクシデントに遭った可能性が高いとみて、2人の遺体を司法解剖し死因を調べる。


 同署によると、2人は胸まで水に漬かった上、川で流されたようにズボンがずり下がり、Tシャツがはだけて腹部が露出していた。

着衣に目立った汚れはなかった。北さんの靴の片方は約50メートル下流で見つかったが、もう片方は発見されていない。


 同署は今後、2人がなぜ同行の山岳ガイド水野隆信さん(33)の助言を無視して再び入山したのか、関係者から詳しい経緯を聴く。

 また県警の山岳救助隊などが2日朝、遭難状況を調べるため水野さんとともに現場へ向かったが、濃霧や降雨などの悪天候のため現場入りを見合わせた。

「事故の恐れがある」と説明している。


2010/08/02 12:51 【共同通信】