ちょっと真剣。 | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

ちょっと真剣。


今年の秋には俺が乗っているサブナの総走行距離が3万kmに達しそう。もう目と鼻の先になってしまいました。


早いような、長かったような。


で、ここで問題が。

別段、自転車が何キロ何万キロと走ろうが普通は大丈夫なのですが


僕の場合、これは当て嵌まりません。

通常とは違った用途で、あの手のフレームがそう長く保つ訳が無いんですね。

金属疲労がフレーム全体にまわってるんだろうなぁ、と考えてます。


ようは もうじき“終わり” が来ちゃうのかな、ということ。


事実、昨年には走行中にフロントフォークがもげると言う事態が発生。

ブレーキング中での事態だったので、ブレーキングのノーズダイブが負担の原因と言うのは明らかです。


これと同じように、

リアタイヤを支えているフレームの腰周りも、もうじき“くる”だろうなと予測してるわけです。

走る上で、後ろのタイヤは常に回ってるわけだから、その負担はフロント周り以上だと思うんですよね。

ましてやドリフトだの、TAだの、ストップ&ゴーの繰り返しの中で走行距離を重ねてきたわけだから、急にポックリ逝っても十分ありえる話です。

そこらの、のんびりまったり長年走って溜まった走行距離とは、訳が色々と違ってきます。



あんまり、次に乗る自転車のことを考えたくないのだけど、やっぱり避けられないだろうな。いずれは・・・。



年増す毎に、お陰様で脚力も上がり、比例するように体重も増してます。

故にドンドン、サブナの首を絞めていってるんですよね。


同じ距離での直線加速でも、脚力が違えば加速度が違ってくる。

その分、“曲げ”で速度を落とす際の仕事量も増えるから、増える負担は半端じゃ無いですよね。

それが年々増えていくってんだから、そう考えると単純に総走行距離で心配なんかしてられないかも。


今日逝くかも知れない。いや、もしかしたら明日か。でも来年かも....。

不安になると止まんなくなります。



【いつでも大丈夫なように、毎日を悔いなく走る】


これはこれで、良い案だ“とも”思う。


でも、今一、ピンと来ないんだよね、現状。

今までの乗換えとは訳が違う、“これが起きたら確実に廃車”というのが胸を締め付けます。


手元に残らない、ホントのさよなら。


考えたくないけど、もし、起きちゃったら・・・。いや、起きるのは確実なのか。

まず、あまりその事実を受け止めたくないな。


でも起きたら、きっと惨たらしい姿だろうな。



ここまで読んでくれた人の中で、きっと『走るの辞めて、普通に乗れば良い』と思った人がいると思う。


でも、それじゃだめなんです。きっと、矛盾してる。

けどね、ここまできた俺と、

“ああイジられた”サブナにとってとは、走ることが一種の自己主張であって、一番の自己表現。

これを亡くしたら、そもそもの根底が揺るいじゃうんです。


だから、それだけは曲げたくない。


欲張りだけど、どちらも失いたくなんかないんです。



だから、ちょっと悔しいけど、

違う奴をいずれ買って、また作るかもしれないです。







“びょうき”かな、俺(笑)

たかが自転車って言われたら、それまでだよね。


ただの、戯言としか見られないわけだな。


だったら、“たかが”って言わせない、大きな事をやってみよう。

それがサブナとの、最後の大きな共同作業になるかも知れないけど、


サブナが元気な内に、俺が若いうちに、またもう一度

もてぎの耐久でも、FSWのGPでも良いから、大きな大会で走りたい、走らせたい。




小さいけど、大きな目標。見つけました。