ちょっと真剣。
今年の秋には俺が乗っているサブナの総走行距離が3万kmに達しそう。もう目と鼻の先になってしまいました。
早いような、長かったような。
で、ここで問題が。
別段、自転車が何キロ何万キロと走ろうが普通は大丈夫なのですが
僕の場合、これは当て嵌まりません。
通常とは違った用途で、あの手のフレームがそう長く保つ訳が無いんですね。
金属疲労がフレーム全体にまわってるんだろうなぁ、と考えてます。
ようは もうじき“終わり” が来ちゃうのかな、ということ。
事実、昨年には走行中にフロントフォークがもげると言う事態が発生。
ブレーキング中での事態だったので、ブレーキングのノーズダイブが負担の原因と言うのは明らかです。
これと同じように、
リアタイヤを支えているフレームの腰周りも、もうじき“くる”だろうなと予測してるわけです。
走る上で、後ろのタイヤは常に回ってるわけだから、その負担はフロント周り以上だと思うんですよね。
ましてやドリフトだの、TAだの、ストップ&ゴーの繰り返しの中で走行距離を重ねてきたわけだから、急にポックリ逝っても十分ありえる話です。
そこらの、のんびりまったり長年走って溜まった走行距離とは、訳が色々と違ってきます。
あんまり、次に乗る自転車のことを考えたくないのだけど、やっぱり避けられないだろうな。いずれは・・・。
年増す毎に、お陰様で脚力も上がり、比例するように体重も増してます。
故にドンドン、サブナの首を絞めていってるんですよね。
同じ距離での直線加速でも、脚力が違えば加速度が違ってくる。
その分、“曲げ”で速度を落とす際の仕事量も増えるから、増える負担は半端じゃ無いですよね。
それが年々増えていくってんだから、そう考えると単純に総走行距離で心配なんかしてられないかも。
今日逝くかも知れない。いや、もしかしたら明日か。でも来年かも....。
不安になると止まんなくなります。
【いつでも大丈夫なように、毎日を悔いなく走る】
これはこれで、良い案だ“とも”思う。
でも、今一、ピンと来ないんだよね、現状。
今までの乗換えとは訳が違う、“これが起きたら確実に廃車”というのが胸を締め付けます。
手元に残らない、ホントのさよなら。
考えたくないけど、もし、起きちゃったら・・・。いや、起きるのは確実なのか。
まず、あまりその事実を受け止めたくないな。
でも起きたら、きっと惨たらしい姿だろうな。
ここまで読んでくれた人の中で、きっと『走るの辞めて、普通に乗れば良い』と思った人がいると思う。
でも、それじゃだめなんです。きっと、矛盾してる。
けどね、ここまできた俺と、
“ああイジられた”サブナにとってとは、走ることが一種の自己主張であって、一番の自己表現。
これを亡くしたら、そもそもの根底が揺るいじゃうんです。
だから、それだけは曲げたくない。
欲張りだけど、どちらも失いたくなんかないんです。
だから、ちょっと悔しいけど、
違う奴をいずれ買って、また作るかもしれないです。
“びょうき”かな、俺(笑)
たかが自転車って言われたら、それまでだよね。
ただの、戯言としか見られないわけだな。
だったら、“たかが”って言わせない、大きな事をやってみよう。
それがサブナとの、最後の大きな共同作業になるかも知れないけど、
サブナが元気な内に、俺が若いうちに、またもう一度
もてぎの耐久でも、FSWのGPでも良いから、大きな大会で走りたい、走らせたい。
小さいけど、大きな目標。見つけました。