こんにちは
ichika34です🦜
今日も私のブログを読んでいただき
ありがとうございます😀
顧問先企業への
外国人技能実習機構の実地調査に
立ち会ってきました。
実地調査では主に
既に認定を受けている技能実習計画に沿った
実習がきちんと行われているか
義務付けられている帳簿を整備し
正しく記録や管理をされているか
基準を満たした宿舎が確保されているか
労務管理は正しく行われているか
などが調査されます。
当初は2時間の予定でしたが
特に大きな問題等もありませんでしたので
実際は1時間程度で調査は終わりましたが
そのうちの30分以上は
労務管理について色々と調べられられました。
「36協定を結んできちんと届出しているのか」
「変形労働時間制の労使協定は届出しているか」
「家賃や光熱費を給与から天引きする際の賃金控除に関する協定は結んでいるのか」
「最低賃金以上の給与が支払われているのか」
「年次有給休暇を年5日以上消化させているのか」
「有給管理簿で有給管理がなされているのか」
「健康診断を実施しているのか」
「時間外労働に対する割増賃金が正しく支払われているのか」
等々
特に時間外労働に対する割増賃金については
実際に電卓を弾いてまでして確認していました。
日頃からきちんと私の指導を守っている会社でしたし、毎月の給与計算も私がしている会社でしたので、何も指摘を受けない自信はありましたが
労基の調査で電卓まで弾かれたことは、これまであんまりなかったので、これにはちょっとビックリ!しました。
労基の調査では例え違反があったとしても
指定期日までに是正報告をすれば
何も問題なく終了するのですが
外国人技能実習機構の調査では
労基法違反があれば
最悪は技能実習を中止させられたり
(その場合対象の外国人は最悪帰国)
以後の実習生の受入れが出来なくなってしまう事もあり得るという噂を以前聞いたことがあります。
技能実習生に対する労基法違反行為や
虐待などが度々伝えられることがありますが
むしろ日本人に対するよりも高度な労務管理が
求められると思います。