こんにちは

福岡で社労士・行政書士をしてますichika34です。

事務所HPはこちらです。

 

先週

某企業の労働基準監督署の調査に

立ち会ってきました。

 

事前に求められていた帳簿類で

実際に調査時に持参した帳簿類は

 

労働者名簿

出勤表(勤怠時間が分かるもの)

賃金台帳

就業規則

健康診断個人票

時間外・休日労働に関する協定届(36協定届)の控

賃金控除に関する労使協定

 

これら以外にも

有給管理簿

労働契約書又は労働条件通知書

を求められていましたが

これらは作成・整備しておらず

持参することができませんでした。

 

調査される項目は色々ありましたが

特に

 

最低賃金を遵守しているかどうか

労働条件を書面で通知しているか

36協定を超える時間外労働をさせてないか

全ての時間外労働に対して割増賃金が正しく払われているか

 

について重点的に調査されました。

 

労働条件を書面で通知していない

36協定を超えての時間外労働

については、やはり指摘が入りました。

 

今回、最大の懸念だった

 

「従業員の希望で割増賃金を全て

年一括でまとめて支払ってた」

 

というのも当然違反ということで

指摘対象となりました。

 

結局、

いくつかの是正勧告を受けることとなり

期限までに要是正報告となりました。

 

指摘内容としては想定の範囲内で

すぐに是正できるものばかりで

そこまで大変ではありませんでしたが

 

もし次回調査されるときは

何も指摘されることがないよう

しっかりと指導させていただきたいと思います。