26歳の時に新卒で入社した会社を辞めて、独立して約2年。

「フリーランスなんて、すごいねぇ......」

「会社辞めて独立するなんて、怖くなかったの?」

なんて、よく周りの人に言われるけど

 

フリーランスだからすごいなんてことはない。

会社員の働き方しか経験のない人生の方がよっぽど怖い。

 

というのが私の率直な意見。

 

そもそも会社員の働き方を経験したフリーランスは多いけれど

 

フリーランスの働き方を経験した会社員は少ないのではないでしょうか。


つまり、会社員の多くは、多様な働き方の経験が少ないのです。

人生、何事も経験。

 

経験なしに予測や固定観念だけで、自分の人生の可能性を狭めているように思います。

ひとまず私は、会社員とフリーランスの働き方を経験して

 

「フリーランス人生は最高。」という結論に至っています。


この先、ニートを経験したくなるかもしれないし、

 

専業主婦になっているかもしれない。

 

事業家になる可能性もあるし、

 

会社員に戻る選択肢すらあります。

「ひとまず今は」「フリーランス人生は最高。」

 

と感じている理由について、語ってみます。


フリーランスという働き方に興味はあるけど、踏み出せないままに

 

自分の人生の可能性を狭めている人の刺激になったら、とても嬉しいです。

 

  フリーランスの人生が最高な理由

私が「フリーランス人生は最高。」と感じている理由を読む上で注意して欲しいことがあります。


フリーランスという働き方が私に合っていたがゆえに

 

会社員という働き方に対して批判的であるように感じさせるかもしれません。


そこは、自己責任で読み進めるかの判断をしていただけますと幸いです。

 

自分の時間を自分でコントロールできる

ドラえもんのタイムマシンや

 

ハリーポッターのタイムターナーでも持っていない限り

 

自分の人生の時間は等しく過ぎていきます。

 

24時間経てば1日が終わり、7日過ごせば1週間、そして1ヶ月、1年と時間は過ぎていきます。

あなたの貴重な人生の時間は、どれだけ自分でコントロールできていますか?

出勤時間から逆算して起床するし、電車の時間に合わせて家を出る。


会議の時間に間に合うように、昼食を済ませます。


なんなら、月曜日から金曜日は仕事をする日、土曜日と日曜日は休み、と決まっているかもしれない。

たった一度きりの、特別な自分の、人生の貴重な時間をコントロールできない。

 

こんなに人生の幸福度を下げていることはない。

ある程度「自分以外の何か」に決めてもらわないと、上手く時間が使えない。

 

という人もいるけれど

 

自分で時間がコントロールできないなんて、なんと未熟で悲しいことでしょう。

自分が一番心地よく目が覚める時間に起きます。

 

あるいは、自分の眠りたい時間から最適睡眠時間が経過した時が、起床時間です。


ご飯が一番美味しく感じられる時間に食事をし

 

食後の睡魔には仕事の手を休め

 

日曜の午前でも仕事がしたくなったら仕事をします。


仕事の日、休みの日なんて概念はない。全て自分の日です。

フリーランスの中でも業務委託契約をとっているため

 

仕事をする場所や時間に関して、クライアントから強制されることはありません。

 

もちろん「◯日の◯時からMTGできますか?」

「◯日までに資料をまとめてくれますか?」

という依頼をされることはあるけれど、自分で調整することができます。

フリーランスは、自分が一番幸せに感じていられるように

時間を最大限有効に活用できるように

自分の時間をコントロールしています。

 

自分のやりたい仕事ができる

自分のやりたい仕事ができていますか?


そもそも、自分のやりたい仕事がない。

 

という人がいるけれど「仕事=経済的手段」と考えている人が多すぎるのではないでしょうか。

生きていくためにはお金が必要だけれど、仕事だけがお金を得る手段ではありません。


「お金を得るために就職しなさい。」

 

という日本の教育がもたらした悪害的な固定観念が原因の一つです。

ここに言及していると論点がずれてくるので、話を戻しましょう。

経済的手段としての仕事にしても、自分の貴重な時間や労働力をやりたくない仕事に費やしているなんて不幸なことはありません。

私は新卒で営業職に配属され、会社に決められたサービスを、上司が決めた顧客に対して、売る仕事をしていました。

 

1年目は会議室の予約をしたり、飲み会の経費の精算も仕事の一つでした。

 

3年目に人手不足という会社の都合によって、マーケティグの仕事をするようになりました。

どの仕事にも何かしらの意味があって、少なからず何か学びに繋がると、やりがいを必死に見出していました。


しかし、フリーランスになって自分興味のある仕事を選び、自分がやりたい業務範囲で契約を結ぶ。

追加で仕事の依頼があれば、自分の意思で引き受けるか決めます。

追加でやりたい仕事があれば、自分で提案します。

「事に仕える」と書いて仕事。自分がやりたい仕事に自分の貴重な時間や労働力を費やせることは、なんと幸せなことでしょう。

 

自分の価値を自分で決められる

会社員は毎月決まった給料が振り込まれて安心だ。

 

という会社員の声を聞くけれど、それはフリーランスも同じです。


それどころか、発揮できる自分の価値を自分で決めることができる。


その金額に対してクライアントが発注し、自分の価値を発揮することで、請求書通りの報酬が振り込まれる。


会社員は、会社が倒産すれば会社員に給与は支払われなくなります。

 

フリーランスは、クライアントが倒産しても発揮した分の報酬は支払われます。

フリーランスは、来月の収入がいつ途絶えるか分からない……

 

なんて思っている人もいるけれど、フリーランスにもいろんな契約形態があります。


数ヶ月単位で長期契約することもできるし、自動更新で数年お取引しているクライアントも多い。

 

「契約解除の申し出は、解除の2ヶ月前」という契約にすれば、次の案件を探す時間も十分に確保でき、収入が途絶えるリスクは減らせます。

なんなら、契約更新のタイミングで報酬の交渉をしたり、業務内容を調整したりする自由度もあります。

会社員の「決まった給与」は言い換えれば「決められた給与」です。
会社の就業規則の中で、週5日、1日8時間、決められた時間に、決められた場所で、決められた仕事をして、決められた給与テーブルに沿って支給される。それが数十万円。

これをどう捉えますか。それが自分の価値感覚です。

もしかすると、気づかぬうちに「決められた価値感覚」になっているかもしれません。

参考までに、現在の私の価値は、時間や場所の自由があり、週2日程度の業務(月64時間程度の業務)で

会社員(前職で働き続けた場合)と同じ手取りです。

 

フリーランスになって価値感覚もここまで変わりました。

 

枠から外れて生きやすくなる

価値感覚が変わったという表現をしましたが

 

まさに「枠から外れて生きやすくなる」というのが

 

フリーランス人生は最高。

 

と感じるようになった最大の理由かもしれません。

会社員だった頃、特段、生きにくさを感じていたわけではありませんが

 

それは、より生きやすい世界を知らなかっただけ。

フリーランスという働き方、生き方を知って枠から外れた今

 

会社員の頃より生きやすいと感じています。

今となっては、会社員という価値観の枠にハマっている状態は

 

生きにくいものだと感じるようになりました。


フリーランスになって枠から外れれば、必ずしも生きやすくなるのか?

 

と聞かれるとNOです。


それは、フリーランスになって、枠から外れたあなたにしか分かりません。

生きにくいわけじゃないけど、生きやすいわけでもない会社員を続けるか。


一度、枠から外れてみて、より生きやすい働き方を探すか。

 

  フリーランスになって外れた枠とは?

フリーランスになって外れた枠について、もう少し詳細に言語化しておきます。

 

フリーランスになると

 

自分の時間・仕事。

 

価値。

 

生き方の自由度。

 

が一気にあがります。


すると、あらゆることへの好奇心やチャレンジ精神が湧いてきて

 

自分の将来や人生の可能性にワクワクして生きるようになります。


見ている景色や目指している次元が1段階あがったような感覚です。

今、この瞬間を幸せだと、胸を張って言えますか?


1秒先にもワクワクして生きていますか?

私のモットー、いわゆる座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」というもの。

 

そして、かすり傷が多ければ多いほど、人生の経験の数は多く、幅は広く、底が深い。

 

経験の豊富な人生こそ、楽しく、幸せ、私の理想です。

フリーランスになって枠が外れて、理想の人生に近づきました。

 

  今後のフリーランス語りについて

これからもフリーランスの働き方やマインド、お金、生活について発信していきます!

 

現在、病気で闘病中なので、そちらも見ていただけると嬉しいです!

 

 

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