4.初めての入院生活
これといって大病も経験していませんので、入院は初めてです。日付が変わるころ集中治療室に入り「絶対安静」となりました。そもそも脳の血管の剥離が起こっているので医師もかなり慎重な対応で「アイスノン」さえ血管に刺激を与えないようにと注意が入ります。自分の身の回りに起こることが新鮮でたまりません。
今まで知人や親せきが入院し、見舞いには何度か行きましたが、今回初めて入院生活の苦労がわかりました。「しびん」や「尿パッド」「剃毛」や「介添え入浴」などこれ以上恥ずかしいことはないだろうということを体験し、看護師や病院スタッフのプロ意識の高さ・努力も再認識し、本当に尊い仕事だと思ったとともに、ある程度長い入院生活がストレスのたまるものだと初めてわかりました。
現代の仕事はネットや携帯電話は不可欠ですが、病室(特に集中治療室)に入ったことでこれらは、すべて電源オフとなります。通話したければ許可を得て、許可されたスペースに行かなければなりません。
急ぎ連絡が必要なところには落ち着いた頃に連絡を入れ始めましたが、倒れる直前までいつも通りの生活をしていましたので心の準備も仕事のケアも不十分です。
「何とかなるだろう」と思いきったものの、まさか入院生活がひと月を超えるとは思いませんでした。
何時でも身辺整理をしておく必要があること、仕事は後回しにせずにできるところまで仕上げる、もしくは整理しておく必要があると強く感じた次第です。