次は『Grans Appartements(グラン・アパルトマン』へ移動します。ここは狩猟の館を宮殿へと変貌させた第一人者、フランソワ1世が造った回廊等々。ベルサイユほどではありませんが、幾つもの豪華絢爛な部屋が続きます。彼はアンボワーズの城下に‟ダヴィンチ”を招聘したことでも有名ですが、当時のイタリアはフランスよりもずーっとオシャレな都。そのエスプリをフォンテーヌ城に吹込みたかった。それで大々的にリノベーションしたってワケでしょうね。
フランソワ1世の回廊(画像で【3】と表示のある所)
紋章はサラマンダーとFの文字
このお城のメインとなる王様はフランソワ1世➡アンリ2世➡
アンリ4世➡ルイ13世~ルイ16世➡ナポレオン1世➡ナポレオン3世。こんな順番になってます。
アンリ2世についてはイタリアから‟カトリーヌ・ド・メディシス”を妻に迎えつつも、年上(20歳も!)の美女‟ディアーヌ・ド・ポワチエ”を生涯愛したことで有名。で、たった今気が付いたんです。彼の紋章には‟ディアンヌ(月の女神”)が入っている!
そうするとさっき歩いて来た庭もアンリ2世の時に造られたってこと?本当にややこしくて覚えられません。私としてはイタリアから新しい食の文化(アイスクリーム等)を導入したカトリーヌの方に興味があるんですけどね。
書けば‟Henri”ですが読みはアンリ。だから、イニシャルは【H】
アンリ2世のレセプションの間
アンリさんの次はルイ13世~16世。その後、フランス革命が起きたんでしたね。中でも‟14世(太陽王)”が一番偉大?‟ベルサイユ宮殿”を造り、王家を最大に盛上げた。そのせいか、このお城には目立つモノがありません。(気が付かなかっただけかも)とにかく王家の財産ってすご過ぎます。搾取しまくりでは、革命も起きますよねぇ。
ルイ13世のサロン
紋章はこれだと思います
ルイ13世の音楽堂
王家の人々が祈ったチャペル。ここが一番豪奢かも
最後はナポレオンです。博物館の他にも、まだまだありました。
ナポレオンが自分用に改修した王座の間(残念なことにこの画像には
派手な【N】の紋章が入っていません)
天井を写した左下に少し入ってます
寝室ベッドの右向こうは(確か)トイレ
ナポレオンが図書室として使った部屋(両側に蔵書がびっしり)
地球儀は実際に彼が手にしていたそうですよ
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