日帰りの旅『Fontainebleau(フォンテーヌブロー)』その6 | 私的パリ案内

私的パリ案内

大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 次は『Grans Appartements(グラン・アパルトマン』へ移動します。ここは狩猟の館を宮殿へと変貌させた第一人者、フランソワ1世が造った回廊等々。ベルサイユほどではありませんが、幾つもの豪華絢爛な部屋が続きます。彼はアンボワーズの城下に‟ダヴィンチ”を招聘したことでも有名ですが、当時のイタリアはフランスよりもずーっとオシャレな都。そのエスプリをフォンテーヌ城に吹込みたかった。それで大々的にリノベーションしたってワケでしょうね。


 

フランソワ1世の回廊(画像で【3】と表示のある所)

 

紋章はサラマンダーとFの文字

 

 このお城のメインとなる王様はフランソワ1世➡アンリ2世➡

アンリ4世➡ルイ13世~ルイ16世➡ナポレオン1世➡ナポレオン3世。こんな順番になってます。

 

 アンリ2世についてはイタリアから‟カトリーヌ・ド・メディシス”を妻に迎えつつも、年上(20歳も!)の美女‟ディアーヌ・ド・ポワチエ”を生涯愛したことで有名。で、たった今気が付いたんです。彼の紋章には‟ディアンヌ(月の女神”)が入っている!

 そうするとさっき歩いて来た庭もアンリ2世の時に造られたってこと?本当にややこしくて覚えられません。私としてはイタリアから新しい食の文化(アイスクリーム等)を導入したカトリーヌの方に興味があるんですけどね。

 

書けば‟Henri”ですが読みはアンリ。だから、イニシャルは【H】


 

アンリ2世のレセプションの間

 


 アンリさんの次はルイ13世~16世。その後、フランス革命が起きたんでしたね。中でも‟14世(太陽王)”が一番偉大?‟ベルサイユ宮殿”を造り、王家を最大に盛上げた。そのせいか、このお城には目立つモノがありません。(気が付かなかっただけかも)とにかく王家の財産ってすご過ぎます。搾取しまくりでは、革命も起きますよねぇ。

 

ルイ13世のサロン

 

紋章はこれだと思います

 

ルイ13世の音楽堂


王家の人々が祈ったチャペル。ここが一番豪奢かも

 

 最後はナポレオンです。博物館の他にも、まだまだありました。

 

ナポレオンが自分用に改修した王座の間(残念なことにこの画像には

派手な【N】の紋章が入っていません)

 

天井を写した左下に少し入ってます

 

寝室ベッドの右向こうは(確か)トイレ

 

ナポレオンが図書室として使った部屋(両側に蔵書がびっしり)

地球儀は実際に彼が手にしていたそうですよ




にほんブログ村

👆👇ここをポチッとお願いできればうれしいです!