パリから無事に帰って参りました。短期ですが、今回は一人旅です。その顛末は後日お話するとして、本日から『Seoul ビギナー』を再開いたしますね。
『景福宮』の創建は1395年。日本で言えば、鎌倉時代が終わり、戦国時代に突入した頃になるんでしょうか。朝鮮王朝の宮殿でしたが、一度内戦で全焼。復元したものの、日本と深く関わりのある戦争によって再び破壊。(不謹慎かも知れませんが)実に‟勿体ない”ことでした。これからも平和が続きますようにと願わずにはおれません。
王宮から見えるのは『白岳山(ペックァッサン)』
貼り付け元 <http://www.seoulnavi.com/miru/1/ >
平日ですが、ちょっとした行列
『興禮門』から王宮見学が始まります
ここには日本語のパンフレットもあれば、日本語による無料のガイドツアーもあります。事前に知ってはいましたが、10時出発に間に合いませんでした。次は12時30分。待っているわけにもゆかず、自分達だけで歩こうと思った矢先。日本語で詳しい説明を受けているご夫婦と出会いました。ガイドさんも「一緒にどうぞ。」と誘ってくれて。
結局、最後までご夫婦とガイドさんのご厚意に甘えてジックリと見学することが出来ました。聞いてみれば彼は日本語ガイドのボランティア。ご夫婦がネットで探されたそうです。後から自分で調べてみましたが、(多分)『韓国観光公社』で行っている個人旅行者を対象とした‟グッドウィルガイド”だろうと思います。こんなシステム、日本にもありますかね?
貼り付け元 <http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/AKR/AK_JPN_5_5_1.jsp >
主な国家行事が行われた『勤政門』
ネットが掛っているのが分かります?
これは当初からの工夫で、鮮やかな色彩を守るためとのこと
足元のデコボコの石畳も当初からのもの
雨で滑らないよう、陽射しで眩しくないようにと、工夫されているそう
王宮の周囲には12支の順に動物が配置されている
ただし、犬と猪は‟怪しい”動物?として設置していないらしい
玉座の背後の屏風に描かれた『日月五峰図』は王様だけのもの
他の人が使うことは許されないって、キビシイー!
天井の黄金龍の図。黄金も王様だけのものですって
順に見て歩いて、約1時間半。ガイドさんの説明が分かり易くて面白くて、最後には写真まで撮って頂きました。普通のガイドツアーに参加すれば、どうなのか分かりません。私達は充実した時間を過ごすことが出来ました。彼は「日本語の勉強も兼ねているんです。」と言っていましたが、ラッキーだったと思います。お名前を聞きそびれてしまいましたが、有難う!!
当時の『日時計』
日本語の説明もあります
『香遠亭(ヒャンウォンジョン)』は
優雅に風景を楽しみ、酒を飲みかわし詩を作ったりした場所
哀しい歴史もあったようです
名残の水連がポチリポチリと咲いていました
『香遠亭』の先でお別れしました
カムサハムニダ!
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