そうだ、京都へ行こう!⑥京町家でフレンチ『La famille Morinaga』 | 私的パリ案内

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 『大徳寺』を出て、帰りはバスで地下鉄の駅‟烏丸線 四条”まで。時計を見れば、もう1215分。果たして12時半までにランチを予約したお店、La famille Morinagaに辿り着けるでしょうか?この方向音痴の私が。


 ”烏丸通り”は随分賑やかな通りですね。ちょっと銀座っぽい感じ。レストランは、そこから徒歩で約10分とちょっと。でも始めて行く所って遠いなって思います。通りすがりの人に教えてもらった角を曲がると老舗の『前田コーヒー本店』がありました。


元は呉服屋さんだった建物を生かした本店。入口の暖簾を

そのまま残すところが京都人?

前田  

 ”蛸薬師通”と言うんですね、この通り。変わってますよね、ネーミング。タコでしょ。途中に良さげなお店がいっぱい。帰りにゆっくり見て歩く事にして、急ぎましょうか。やがて、静かな小路の先にお店を見つけました。なんか、面白い!住居表示、そのまま使ってます。


ずーっと歩いて来て、左に曲がると・・・


通り


ありました!迷わなかったけど、遠かった!

住所


シックな京町家、いいですねぇ

町屋



 まるで個人宅のようなこじんまりとした一軒家La famille Morinaga。予想以上に京都っぽくて嬉しかった!サービスの人に「写真を撮っていいですか?」と聞くと「貸切のようですから、どうぞ。」と言う返事。はぁ、お客は私達だけ?


入口入って真っ直ぐ前は小さな庭

庭


全部で12席。中央にあるのは? テーブル


 テーブル中央に置いてあるのは竹とんぼではありません。バターナイフです。ネットで調べて知ってました。本日は‟平日のランチ”でコースは一つのみ。選択肢が無いって、ちょっと不安なんですが・・・。


飲めないので頼んでみた、ノンアル・カクテル

カクテル

トップバッターの前菜。春の季節に相応しい筍とリゾットと蛍烏賊

前菜


前菜二皿目。本鮪、帆立とズワイガニ、器の牡丹海老の下に菜の花のムース。添えてあるのは京都、大原から届いたばかりの野菜達

前菜2


お代わり自由のパンは自家製です

パン

 次はスープ。とっても不思議に見えてしまうカバーを外せば、まろやかなプティポワ(グリンピース)のスープが出現。浮かんでいるのはトリュフのひとかけらって、ちょっと意外で贅沢な一皿でした。


スープ①

スープ2

メインの魚は高級魚の平鱸(ひらすずき)

肴

こちらはお肉のフランス産黒豚のロース

ジュワっと口の中に肉の旨味が

肉


最後のデザートに突入

一皿目、苺のカクテルとヴァニラアイスクリーム

デザート1


林檎のタルトに、金柑の甘煮。そして生姜のシャーベット

デザート2


こちら、お茶のお供のトリュフ・チョコレート

チョコ


 La famille Morinagaでのランチは、飲み物(ノンアル・ビールとノンアル・カクテル)を含めて一人約6,000円でした。メニュー的に充分それだけの価値がある美味しさでした。でも、ランチに6,000円って若い人なんかはどうでしょうね。気軽に何度もと言う値段ではないような。その辺りに、平日のお客さんの少なさの原因があるのでは?と感じました。ドレスコードもくだけ過ぎは駄目みたいです。


【お店データ】

住所:京都府中京区蛸薬師通新町西入不動町175-5

アクセス:阪急烏丸駅より徒歩約10分(烏丸駅から466m)

電話番号:075-223-3120

定休日:月曜日・日曜日   営業時間:11:30~



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