”烏丸通り”は随分賑やかな通りですね。ちょっと銀座っぽい感じ。レストランは、そこから徒歩で約10分とちょっと。でも始めて行く所って遠いなって思います。通りすがりの人に教えてもらった角を曲がると老舗の『前田コーヒー本店』がありました。
元は呉服屋さんだった建物を生かした本店。入口の暖簾を
そのまま残すところが京都人?
”蛸薬師通”と言うんですね、この通り。変わってますよね、ネーミング。タコでしょ。途中に良さげなお店がいっぱい。帰りにゆっくり見て歩く事にして、急ぎましょうか。やがて、静かな小路の先にお店を見つけました。なんか、面白い!住居表示、そのまま使ってます。
ずーっと歩いて来て、左に曲がると・・・
ありました!迷わなかったけど、遠かった!
シックな京町家、いいですねぇ
まるで個人宅のようなこじんまりとした一軒家『La famille Morinaga』。予想以上に京都っぽくて嬉しかった!サービスの人に「写真を撮っていいですか?」と聞くと「貸切のようですから、どうぞ。」と言う返事。はぁ、お客は私達だけ?
入口入って真っ直ぐ前は小さな庭
テーブル中央に置いてあるのは竹とんぼではありません。バターナイフです。ネットで調べて知ってました。本日は‟平日のランチ”でコースは一つのみ。選択肢が無いって、ちょっと不安なんですが・・・。
飲めないので頼んでみた、ノンアル・カクテル
トップバッターの前菜。春の季節に相応しい筍とリゾットと蛍烏賊
前菜二皿目。本鮪、帆立とズワイガニ、器の牡丹海老の下に菜の花のムース。添えてあるのは京都、大原から届いたばかりの野菜達
お代わり自由のパンは自家製です
次はスープ。とっても不思議に見えてしまうカバーを外せば、まろやかなプティポワ(グリンピース)のスープが出現。浮かんでいるのはトリュフのひとかけらって、ちょっと意外で贅沢な一皿でした。
メインの魚は高級魚の平鱸(ひらすずき)
こちらはお肉のフランス産黒豚のロース
ジュワっと口の中に肉の旨味が
最後のデザートに突入
一皿目、苺のカクテルとヴァニラアイスクリーム
林檎のタルトに、金柑の甘煮。そして生姜のシャーベット
こちら、お茶のお供のトリュフ・チョコレート
『La famille Morinaga』でのランチは、飲み物(ノンアル・ビールとノンアル・カクテル)を含めて一人約6,000円でした。メニュー的に充分それだけの価値がある美味しさでした。でも、ランチに6,000円って若い人なんかはどうでしょうね。気軽に何度もと言う値段ではないような。その辺りに、平日のお客さんの少なさの原因があるのでは?と感じました。ドレスコードもくだけ過ぎは駄目みたいです。
【お店データ】
住所:京都府中京区蛸薬師通新町西入不動町175-5
アクセス:阪急烏丸駅より徒歩約10分(烏丸駅から466m)
電話番号:075-223-3120
定休日:月曜日・日曜日 営業時間:11:30~
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