⑰パリを歩く その10:続ベルサイユ市内 | 私的パリ案内

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大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 さて、いよいよデザートの時間。19世紀から続いていると言うベルサイ

ユで最も古いケーキ屋さん、「Gaulupeau」(ゴリュポー)はパロワス通

宮殿の方向に少し戻った所にあります。この通りはベルサイユ一番の

やかな場所ですが、まずはケーキを食べに参りましょう。


なかなかシックな入口。

もっと古びた感じかと思っていました。


ゴリュポー 正面


カルトには昔のお店の写真が表紙に。今でも領収書には

Patisserie Notre-Dame”の名前が入っています。


ゴリュポー メニュー

私が選んだ「Paris Versailles」(パリ・ベルサイユ)

中が3層のクリームになっていて、美味。4.00 


ゴリュポー シュー


娘は勿論、チョコレートのケーキ「Diva」(ディーバ)。

“歌姫”と言う意味らしいです。チョコレートとナッツの

ハーモニーですね。4.50


ゴリュポー チョコ

 

 パリでは、普通に美味しいケーキ屋さんがいっぱいあります。どちらか

と言えば辛党の私には普通に美味しい場合はあまり区別が付きません。娘

はいかにもオーソドックスな美味しさと言うことでした。この他、エクレ

アが2.90€、レモンタルト(Tartelette Citron)3.70€、フォンダン・チ

ョコレート3.30€と言ったところです。またケーキだけでなく、このお店

もキッシュやクロワッサン、チョコレート等も豊富に置いていました。


ゴリュポーの店内。

思ったよりも現代的なインテリアでした


ゴリュポー店内

やはり食後にはデザートと、

たっぷり2杯分の紅茶です。

ゴリュポー紅茶


 ゆっくり休んで元気を取り戻した私達はベルサイユの一番賑やかな通り

を歩いてみることにしました。賑やかと言ってもパリのようではありませ

ん。人通りも少なく、のんびりと散歩が出来ました。

ヴェルサイユで一番有名なショコラトリー。

Roi Soleil 」は太陽王のこと


ソレイル


パリ市内にも多数のお店がある、ワインショップ

「NICOLAS」(ニコラ)のベルサイユ店。

1908年からの営業(HPによる)。100年以上たってます!

貼り付け元 <http://ameblo.jp/his-paris/entry-10454952854.html >


Nicolas



Du Pareil au meme」は子供服や靴の専門店。

通称「DPAM(ディーパム)」と呼ばれて世界中に

お店があります。なんと、自由が丘にも支店が

ありました!

貼り付け元 <http://www.jiyugaoka.com/S45882.html >


DPAM


このお店も本店はパリ6区にある有名なお店。

書籍とステーショナリーの2店舗が並んでいました。


Gibert ①


ステーショナリーの中


Gibert②


Manfield」は1844年に靴から始まったファッションのお店。

やはりパリにも幾つか店舗があります。


Manfield


  帰りは歩きで駅に向かいます。その途中でちょっと素敵な小路を見つ

けました。通りの両側に面白そうなお店が並んでいます。ベルサイユは

このような小路が他にも幾つかあるようですね。私達は流石に疲れてし

まったのでお店の中にまでは入りませんでした。確か途中にワイン屋さ

んがあったと思いますが、調べてみると「Aux Caves des Deux Portes

と言うお店らしい。(多分)20年前の取材旅行の時に私はここでマスカ

ットから作ったワインを買ったような記憶があります。(当時はまだお

OKでした)値段も忘れましたが、その数日後に「Fauchon」(フォショ

ン)本店で全く同じワインを見つけて驚きました。ウインドウに飾って

あったのです。そして高級食材店のフォションの方が僅かに安かった。

ベルサイユはパリ郊外ですが、結構に良いものを置いているらしいと、

その時に思いました。流石、古都。日本で言えば、京都のような所でし

ょうか。もっともパリからすごく近いので、鎌倉あたりになるでしょう

かね。

 この通りを抜けて、Avenue de Saint Cloud」(サン・クルー通り)

に戻り、「R.G.Clemenceau」(ジョルジュ・クレマンソー通り)に入る

とそこにはモノプリが。かなりの大型店で、雑貨・アクセサリー、衣類

が中心でした。


 歩きに歩いて、駅まで戻った時には夜の7時過ぎ。もっとも空はまだ

全然明るいのですが。アパルトマンに辿り付いて8:30。今日は疲れたし、

宮殿で待っている時は寒かった。そしてサジューにも行けませんでした。

でも、ルノートルさんが造った庭園の心洗われるような美しいフォルム

を眺めて、美味しいお肉を食べて、ノートルダム市場で買物をして、そ

してシックなお店でケーキをたっぷりのお茶と一緒に。最後には宝物が

隠されているような小路を散歩して。ベルサイユって何度行ってもいい

かも、と思った次第です。

通りの名前は「Rue des Deux Portes」デュ・ポルトは

二つの門と言う意味らしいです。こちらは出口。

ノートルダム市場から入ると、

名前にあるように通りが二つに分かれています


門の名前


インテリアのお店


インテリア

雑貨のお店


雑貨


遠目ですが、赤い文字がモノプリのロゴ。

かなり大きな店舗でした。


ベルサイユ モノプリ



 

2014年 5月27日(火)行程表

アパルトマン 徒歩  Basso 買物 徒歩  アパルトマン

➋Ⓜ13号線 Guy Moquet  Invalides  乗換RER-C Invalides 

Versailles - Château - Rive-Gauche(ベルサイユ・シャトー・リブ・ゴーシュ)

駅 徒歩 ベルサイユ宮殿  プチ・トラン

宮殿 徒歩  Pl.du Marché Notre Dame(ノー トルダム市場の広場)

 Ru.de la Paroisse(パロワス通り)  Rue des Deux Portes(デュ

・ポルト通り)  R.G.Clemenceau」(ジョルジュ・クレマンソー通り)

 Versailles - Château - Rive-Gauche

RER-C Versailles - Château - Rive-Gauche  Invalides

乗換 13号線 Invalides Brochant  アパルトマン


Versailles(ベルサイユ)のケム


ベルサイユMAP