看護師さんの動くスピード | ナース☆きらり リーダー・管理職お悩み解消コーチ

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臨床に戻ってまず感じたことは、

「わっ!看護師さんの動くスピードが速いっ!!ポーン

 

昔、受けたワークを思い出しました。

歩くスピードで意識の向くところや幅が変わるというもの。

 

お金も時間もかからずにすぐできるので、やってみていただきたいのですが。

ちょっと感じてみていただきたいのです。

 

・目的を持って急いで猛スピードで歩いている時・・・ふだん仕事中や、朝の出勤中などです。

 視界に何が入っていて、どんな気持ちで、意識はどこに向いているか。

 

・あまり目的なくゆったりと歩いている時・・・お散歩やウィンドショッピングなどです。

 視界に何が入っていて、どんな気持ちで、意識はどこに向いているか。

 

前者は極端に視野が狭くなり、焦りやイライラといった気持ちで、意識は「急がなきゃ!」と自分に向きがちになります。

後者は全体を見渡せる視野となり、安心とリラックスした気持ちで、意識は「何かないかな?」と外側に向きがちになります。

 

改めて、看護師さんの働く状況は前者だけど、求められる役割は後者だなあと感じました。

忙しさに流されて・・・とよく言いますが、そうなってしまうと、視野は狭くなってイライラして、相手のことに意識が向かなくってしまいます。

なかなか状況は変えられないのだけど、

今、どういう状態に自分がなっているか。意識はどこを向いているか。

ということに気付くようにして、自分を整えながら働くことが必要です。

そうすることで、患者さんやスタッフのちょっとした変化やSOSに気付くことができるようになります。

 

スピード感を持ちながらも一旦立ち止まって、深呼吸。

視線をあげて視野を広げて、深呼吸。

意識を自分から外側(相手や場)に向けて、深呼吸。

 

ぜひ、試してみて下さいウインク