臨床に戻ってまず感じたことは、
「わっ!看護師さんの動くスピードが速いっ!!」
昔、受けたワークを思い出しました。
歩くスピードで意識の向くところや幅が変わるというもの。
お金も時間もかからずにすぐできるので、やってみていただきたいのですが。
ちょっと感じてみていただきたいのです。
・目的を持って急いで猛スピードで歩いている時・・・ふだん仕事中や、朝の出勤中などです。
視界に何が入っていて、どんな気持ちで、意識はどこに向いているか。
・あまり目的なくゆったりと歩いている時・・・お散歩やウィンドショッピングなどです。
視界に何が入っていて、どんな気持ちで、意識はどこに向いているか。
前者は極端に視野が狭くなり、焦りやイライラといった気持ちで、意識は「急がなきゃ!」と自分に向きがちになります。
後者は全体を見渡せる視野となり、安心とリラックスした気持ちで、意識は「何かないかな?」と外側に向きがちになります。
改めて、看護師さんの働く状況は前者だけど、求められる役割は後者だなあと感じました。
忙しさに流されて・・・とよく言いますが、そうなってしまうと、視野は狭くなってイライラして、相手のことに意識が向かなくってしまいます。
なかなか状況は変えられないのだけど、
今、どういう状態に自分がなっているか。意識はどこを向いているか。
ということに気付くようにして、自分を整えながら働くことが必要です。
そうすることで、患者さんやスタッフのちょっとした変化やSOSに気付くことができるようになります。
スピード感を持ちながらも一旦立ち止まって、深呼吸。
視線をあげて視野を広げて、深呼吸。
意識を自分から外側(相手や場)に向けて、深呼吸。
ぜひ、試してみて下さい