さて、前回の職場の問題に悩まされているリーダーへ「今、◯◯なことは何ですか?」の続きです。
「今、改善すべきこと」と、「今、うまくいっていること」をそれぞれあげてみました。
「足りない」部分より、「すでにある」部分に意識を向けるほうが、力が湧く。
というお話しをしました。
今日はポイント②
改善すべきことと、上手くいっていることを書いていた時の気持ち。
ちょっと思い出していただきたいのです。
改善点を考えている時の気持ちと・・・
上手く行っていることを思い出している時の気持ち。
こんな感じではありませんでしたか?
「足りない」部分より、「すでにある」部分に意識を向けるほうが、力が湧く。
力が湧くというのは、ポジティブになるとか、気持ちが軽くなるとかとも言い換える事ができます。
やらなければならいことは変わらないかもしれません。
でも、
「今がダメだから改善しなくてはならない。うまくいくためにやろう!」と思って取り組むのと、
「今すでに上手く行っていることはこれだ。さらによくなるためにやろう!」と思って取り組むのでは、どちらのほうが力が湧いてくるでしょうか。
「あなたのここがダメだから、改善して下さい」と言われるのと、
「あなたのここら素晴らしいなあと思う。
さらに、こうしてもらえるともっと良くなると思うのだけど、改善してくれる?」と言われるのとでは、どちらがやる気が湧くでしょうか。
ただ、「足りない」部分より、「すでにある」部分に意識を向けるためには、トレーニングが必要です。
日頃から、上手く行っていることは何か?、この人の素晴らしいところはどこか?という目線で見る癖をつけるといいですよ
改めて、業務改善やチームの建て直しを考える時のポイント2つ
・ 私たちの脳は、足りない部分に意識がより向くという癖がある。
・ 「足りない」部分より、「すでにある」部分に意識を向けるほうが、力が湧く。
すでに上手く行っていることに目を向けて、さらにというところから改善点を考えていくということをすると、
改善点だけを追いかけるよりも元気に取り組めますよ
がんばってください
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