耽溺酔(単独首位)である。
スポナビの「セリーグ順位表」をアホみたいにいつまでもいつまでも
うっとり眺めている。
6勝2敗、勝率7割5分、2位とのゲーム差1.5か。チーム防御率は3位だけど、チーム打率はダントツ1位だな、くほほほ。。。
アホである。
いや~今日のゲームは読売さんの自滅で勝たせてもらった案配だったが、
あれ?昨日もだったかな?とにかく今夜も気持ち好く芋焼酎を浴びている。
度会の爆走も失速気味で、番長の采配もまたまた???の場面(金曜のゲーム7回、東に代打出さずとか、今日のゲーム山本のとこに上茶谷入れ松尾に交代すべきとか)あるが、
まあ良い。球際の運を引き寄せるのも強いチームならではの必然だ。
ああ、振り返ってみると単独首位は昨年の6月26日以来ということだ。
球春到来とともに耽溺できるしゃーわせをひととき味わわせてくだせえよ旦那さま。
しかし、こうしてプロ野球を眺めていると、
客観的な戦力スペック以上に、プレーヤーひとり一人の「運気」とか「勢い」ってのが、
勝負どころでモノを言う感じがするね。
今年のベイスターズ各選手、勢いと上昇機運がある。
客観戦力評価では今永とバウアーの抜けた穴が大きなマイナスだったのだが、
度会、石上、関根の勢いが目覚ましく、マイペースの宮﨑、牧、オースティン、佐野もそれに乗せられてる感じだな。フレッシュな勢いがチームにムーブメントを起こしとるよ。ここに松尾や小園、徳山が上乗せしてきたら、もう
今年はたまらん状態になっちゃうずらよ。
さらに筒香やバウアーまでブースター加入して来た日にゃいったいどんなブッチギリになることやら!
それに引き換えこれといった新戦力補強のなかった阪神さん、
去年よりいい手応えなのはサトテル、前川。
森下、近本、ノイジー、青柳、才木、普通。
中野、大山、村上、大竹、どんより。
去年は個人的な上昇機運を持ってた選手が多かったのが、総合的にトーンダウン。
いかな岡田采配とはいえ、選手個々の運気までは操れまい。むふふふ。
そんなこんなで、ここまでの耽溺酔の立役者は数字以上に渡会だと評価しているが、
そんな度会を見ていて、プロ野球も変わったなあ…と実感する。
ちょっと前なら「鼻持ちならない新人」として叩かれてましたよ、チーム内で。
ベイスターズだからこそ、かもしれないが、お調子者をさらに調子づかせるムード。
見守るファンも「けしからん!」と喝!を入れることなく、とにかく明るい渡会を温かく持ち上げる。
そう、我が子の活躍だけを期待するように。。。
「カープ女子」が発生した頃からかな?この傾向が顕著になったのは。
かつて、王・長嶋の時代はプロ野球選手をプロフェッショナルの仕事人として、
敬意をもって崇めて、自分より年下の選手でも年上の様に見上げていた様に思う。
が、今は違う。
野球少年たちの憧れ目線は置いといて、大半のプロ野球ファンは
「可愛い我がチームの選手たち」という可愛がり目線でめでているようだ。
プロ野球選手のアイドル化、というか、甲子園球児を応援するスタンスの延長線。
世の中が高齢化したせいなのかもしれないな。
頑張ってる若者たちを眩しく見守り拍手を送る姿勢。
大谷を見守る日本国民の心持ちこそ、その象徴だ。
…なーんて、いろいろゴタクを並べてしまったが、
とにかく単独首位!
あああ~気持ちいい~~~~!!