正月休みは、生まれて初めて小田原を散策した。

小田原城も初めてだったのだが、眺望は風光明媚、

ここに城を構えた北条早雲の気概に深く感じ入ったものである。

史実では大森氏が開祖らしいけど。

 

動乱の一年となるのか。

辰年、である。

「辰」の文字の由来は「震」と言う説もある。

天災、事故、事件…初っ端から波乱の連続で

裏金問題も松本人志も記憶の向こうへ押しやられた感の年明けだ。

 

友からの年賀状や年賀メールをじっと眺める。

昨年は「還暦」という記念イヤーだったこともあり、

いくつかの同級グループで飲み会が開催された。

「年賀」の主役もやはり「同級生」なのだなあ。

 

60を越え、それぞれの人生の仕上がり具合もおおかたの結実が定まってきて見える。

そうして、ふと思うことがある。

 

「干支占い」って、意外と当たってんじゃねーの?

 

我が同級生のほとんどは「卯年」生まれ、である。

けっこうセンスや才能があるのに、気まぐれで自分勝手で

愛嬌も社交性もあるのだが、どこか臆病だったり優柔不断だったりで、

なんか今ひとつ大成しきれてないなあ…と、自らを含めてそう想う。

いや、松本人志さんは大成しましたけどね。

 

そうやって、同級生の面々の「仕上がり具合」を眺めると、

ホント大雑把な傾向なのだけど、辰年早生まれの同級生の方に、

社会的成功、というか、いわゆる「出世」の結果が多いような気がするのだ。

「脱兎」と「昇竜」の違いなのか。

小学校や中学校くらいまでは「早生まれ」のハンデを背負ってた彼らの方が、

今では仰ぎ見るような肩書を持っていたりする。

 

辰年生まれの人は、負けず嫌いでカリスマ性やリーダーシップを

兼ね備えているらしい。

うん、動乱の一年なのかもしれないが、

年男の彼らの活躍で、波乱を乗り切れる事を期待しよう!

阿部寛、稲葉浩志、内村光良、江原啓之、出口哲郎?頼んだぞ!

オダギリジョー、松坂桃李、吉高由里子、佐々木希、浜辺美波、活躍を祈る!

…で、政治家を調べてみたら…

あらら・・・

麻生太郎⁉ 山口那津男⁉

いや、あんたらはもういいから!!