
始まりは、田場恵美子さんが叩く太鼓の音でした。讃岐国分寺太鼓保存会の皆さんが続き、瀬戸内を背景に力強い希望の芸術祭の開幕を告げてくれました。瀬戸内国際芸術祭2010は、7月19日から10月31日までが会期となり、世界中から来客が訪れます。
真鍋武紀実行委員会会長(香川県知事)と福武總一郎総合プロデューサーのあいさつ、地元市町代表者の紹介などにつ続き、来賓あいさつで、マレー・マクレーン駐日オーストラリア大使、フィリップ・フォール駐日フランス大使が登壇しました。
瀬戸内海を舞台とする漁協による大漁旗を掲げた漁船の警笛とのやりとりや湧いてくるシャボン玉など、通常、見られることのない光景が続く中、オープニングツアーの出港を見送るセレモニーも行われ、ファスナー船が海の扉を開けました。
瀬戸内国際芸術祭2010は瀬戸内海に浮かぶ7つの島と高松港を舞台に一流の作家たちがアートを展開している画期的なお祭りであるとともに、私たちのライフスタイルを見つめ直す絶好の機会でもあると思います。特に船に乗る機会の少ない人や大都会で暮らす人たちは、ぜひとも会期中に芸術祭に参加していただきたいと念願します。
天候に恵まれたスタートとなり、島と海が輝いて見えました。いつまでも海を見つめていたくなります。芸術祭を通じて、住民が輝き、地域の底力が引き出され、多くの世界の人々が往来するようになることを願っています。
【写真はMemorial Rebirth 2010 Setouchi(作品番号90:大巻伸嗣)、開会式直前の模様】
