ほんの少し、スズメの涙ていどの 微々たるものだけど
毎年カレンダーは どこかの保護団体さんから購入することにしている
今年は おーあみ避難所 さんのカレンダーです
おーあみ避難所では 福島原発20キロ圏内から保護された多くの子たちが
今か今かと終の棲家が見つかる日を待ち続けています
あの事故から もうすぐ6年...。
それでもまだまだ 多くの子たち(特に猫ちゃんたち)が 残されています。
残されている子をできるだけ早く保護してあげたい
保護されて子たちにも できるだけ早く 愛情いっぱいの家族を見つけてあげたい
みんな 気持ちは同じです
2017年 多くの子たちが幸せをゲットできますように
あの事故から もうすぐ6年
ずっと一人で保護活動をしてきた方がいます。
それは
ディアママ (心はいつも一緒 ~ 福島の ”あの子” たちと共に) さんです。
去年は29匹の子たちが ディアママさんに保護されました。
ディアママさんは 今年3月いっぱいで 現地での保護活動に終止符を打たれます。
これまで、お疲れさまでした、ありがとうございました。
定点カメラに写っていたのに その後姿がみれなくなった子たちもたくさんいますが
残り3カ月で、なんとか一匹でも多くの子が保護されることを願っています
写真家の太田さん(うちのとらまる)も福島での活動を続けられています。
まだ残されている猫ちゃんたちにとって 野生動物は大変危険です。
でも、その野生動物たちも あの事故の被害者です。
最近では やせ細ったキツネさんの姿も見られました
疥癬にかかり、皮膚がぼろぼろになったキツネさんやタヌキさんもいるようです
みんな 身勝手な人間の被害者です
6年たっても このザマです。
最近では報道もされないけれど、まるでもう何もなかったかのように
誰も何も言わないけれど
現場では あの事故は終わっていません
凍土壁だって完全に凍らなかった
いまも汚染水は垂れ流しに近い状態
いつ倒壊するかわからない 非常に危険な状態の排気塔...
報道しないんだから 知ってる人の方が少ないです
みんな目をふさがれてしまっているかのよう...
こんな社会が 少しでも 風通しの良い 社会になることを
願います
子どもたちの 未来のために
動物たちの 幸せのために
2017年が よい方向へ向かうことを願います


